南フランスのヴァール県(県庁所在地トゥーロン)の大規模火災は、3日間経った今も燃え続けており、モール山地の林、ブドウ畑、灌木地帯などおよそ7000ヘクタールが焼けた。
発火したのは月曜日17h45頃。ゴンファロン市にある高速道路のサービスエリア付近とされる。地中海に面したリゾートとして有名なコート・ダジュールの町サン・トロペとも近く、バカンス客と住民およそ1万人が避難。26人が軽傷、全焼した住宅から2人の焼死体が発見されている。
消防隊員1200人が消火にあたっているが、猛暑が4日間ほど続いた後で空気も乾燥しており、風速80kmの強風で火が煽られるなどして火足が速く、今だ鎮火が難しい状況にある。