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パリ軽罪裁判所は、元実業家のピエール・ボトン被告(65)に禁固5年の実刑判決を下し、直ちに収監した。被告は運営する再犯防止支援団体への寄付金の半分以上を自分の別荘や旅行などに使ったとされ、職権乱用、詐欺、脱税などの罪で検察の禁固4年の求刑を上回る刑に。さらに企業、団体運営の生涯禁止を命じられた。ボトン被告は1980年代に通商相を務めたミシェル・ノワール氏の元娘婿で、そのコネを利用してペーパー会社を運営し、96年にも会社財産乱用で禁固5年(うち執行猶予1.5年)の有罪判決を受けている。
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