俳優アラン・ドロン (以下ドロン、88歳)の3人の子どもがメディア上で大喧嘩。新年早々1月3日に長男アントニーが、「妹アヌシュカが父の認知試験の (悪)結果を隠していたので、警察に通報した」と語った記事が出た。それに対しドロンの弁護士とアヌシュカがそれぞれ名誉毀損で兄を訴えた。末っ子アラン=ファビアンは、姉と父に内緒でふたりの会話を録音し、姉への辛辣なメッセージを添えてツイッターで公開し、姉を訴えた。
ドロンはジョニー・アリデーの没後、家族が相続問題で分裂したのを見て、お気に入りのアヌシュカに50%、息子ふたりには25%ずつと相続配分を決めていた。アヌシュカはジュネーヴ在住で、スイス国籍も持つドロンを 「治療のため」にスイスに連れて戻りたいが、それを兄弟は 「税逃れ」と非難。ドロンは仏西部ドゥシーの邸宅で最期を迎えたがっていると主張し治療を停止。治療停止はドロンを死の危険にさらすことだと、長年のドロンの伴侶ヒロミ・ロランさんが訴えた。彼女は昨夏までドロンと暮らしていたが、ドロンの子ども3人からモラハラのかどで訴えられ邸宅から追い出された (無罪)。焦点はドロンの認知能力テストの結果だが、本人は、「死にたい。もう人生は終わった」と語ったと、25日のニュースで伝えられている。