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ジャン=クロード・ゴダン元マルセイユ市長(1995〜2020)は、市職員の不正残業代疑惑で執行猶予付き禁固6ヵ月と1万€の罰金を科された。この疑惑は2013〜18年にホームレス救急隊、図書館、博物館など市の15のサービスの職員に、残業の実体がないのに残業代を支給していたもので、17年に捜査開始。これにより年間1千万€の市の予算が不正に使用された。元市長の罪状は怠慢による公金横領。この不正残業代制度は元市長の就任前から存在したこと、市長が個人的利益を得たのではないため比較的軽い刑となった。
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