カステックス首相は会見を行い、新しい衛生措置について語った。
首相は先週の会見で、感染者の多い20県の警戒を強化するとしたが、そこに3県が加わり、23県に(オート・ザルプ県、エーヌ県、オーブ県。冒頭地図)。18h〜06hの夜間外出禁止措置は続けられる。パリ市とパリと隣接する3県(セーヌ・サン・ドニ県、ヴァルドマルヌ県、オ・ド・セーヌ県)は、週末のコンフィンヌマン(自宅待機)は免れた。
監視強化の23県では、1万㎡以上の商業施設を閉店とする(現時点では2万㎡の商業施設が閉鎖となっている)。
また、この2回の週末は多くの人がセーヌ河岸、ガロンヌ河岸などに集ったため、密集を避けるため県知事判断で新しい措置を敷くことを可能とした。
他にも、23県の住民は、なるべく県外、地域圏外に出ないようにすることや、
6人以上の集会はもたないようにすること、なるべく外出しないことなどを呼びかけた。
新たに週末のコンフィヌマンが今週末から敷かれるのは北部パ・ド・カレ県。同県では5000㎡以上の食料品以外の商店は一時閉店とする。
フランスでは3月3日の1日で、25156人(前日比500人減)。3647人が蘇生室に入院中(前週比でー200人)。新規感染者における英国発変異種ウイルスが6割となっているものの、コンフィヌマン(自宅待機)措置をとるには至らないとした。