「衛生パス」適用拡大をあす8月9日に控え、ヴェラン保健相はきょう、いくつかの規則を緩和したことをル・パリジャン紙に語った。
これまでは、ワクチンを接種しない人が衛生パスを得るには、48時間以内のコロナ感染テストの陰性結果証明が必要だったが、72時間以内の陰性証明でよくなった。また、従来のPCR検査と抗原検査のほかに、プロの監督のもと行う自主テストautotestでの陰性証明も72時間以内のものが有効とされる。
パスは普通に病院で診療を受けるときや見舞いの時は(救急以外では)提示が必要となるが、一般開業医に診療に行くときは必要ない。
大型(2万㎡以上)ショッピングセンターに入る際に衛生パスを提示するかどうかは、県の判断となる。
衛生パス不要のケース :
ワクチンの構成成分にアレルギーのある人や、一回目のワクチン接種で副作用が大きかった人などは、医師の証明書があれば衛生パスを持たなくてもいい。
衛生パスを得る条件 :
・72時間以内の陰性テスト
・ワクチン接種証明 ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ製は、2回目の接種7日後から「ワクチン完了」とみなされる。すでにコロナに感染したことがある人は、1回目接種後7日間で完了。ジョンソン・アンド・ジョンソン製は一回接種のみで、接種後4週間で完了。
・11日以上6カ月以内の回復証明。