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食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は、タンポン、ナプキンなど生理用品に有害化学物質が含まれていると警鐘を鳴らした。ANSESは欧州で使用が禁止されている農薬の成分や発がん性のある物質、内分泌かく乱物質などが含まれていると検査結果を発表。汚染の原因は綿などの原料ならびに製造過程と指摘した。有害物質が微量であるため人体に影響がないとしながらも、メーカーに原料の品質を高め、製造方法を改善するよう勧告した。また有害物質は黄色ブドウ球菌の毒素が原因でタンポン使用者に起きるトキシックショック症候群とは無関係との見解を示した。