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パリ検察局は、ニッセン文化相が社長だった出版社アクト・シュッドが行政許可なく事務所の改修工事をした件で予備捜査を開始した。
この件は22日付カナール・アンシェネ紙が暴露。同社のパリ事務所は歴史的建造物に指定された18世紀築の建物内にあり、改修工事の際は歴史的建造物保護を監視する仏建造物監視官やパリ市都市計画課に届け出なければならない。ところが同社は届出をせずに2012年にメザニン増設などで床面積を150m2増やし、税務署にも申告していなかった。同社は法律に適合する措置を取るとしている。