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マクロン大統領の元警護役、アレクサンドル・ベナラ氏が大統領府辞任後も外交旅券を返還していなかった問題でパリ検察局が予備捜査を開始した。
同氏は昨年5月の暴行事件で7月末に捜査対象となり大統領府を解雇されたが、その後も外交旅券でチャドやカメルーンを訪問していた。外務省は同氏に再三旅券返還を求めたとし28日に告訴。しかし同氏は返還要請はなかったと反論し、1月9日にやっと返還。現在カタール、トルコ政府関連企業の顧問を務める同氏は解任後も大統領府と関係があったのではないかと疑われている。