マクロン大統領はエリゼ宮からのテレビ演説を行い、パリを含む19県で現在とられている外出規制(毎日19h-06hの外出禁止、自宅から10km以上の移動は証明書が必要など)を、この土曜の晩(4月3日)から全国に広げ、5月2日まで続けると発表した。ほかにも、以下のような措置が明らかにされた。
この規制で、営業できる商店・できない商店リスト(仏語)
● 学校
託児所、幼稚園、学校など、来週から3週間閉校(在宅授業)。
4月5日〜10日:小・中・高、在宅で授業
4月12日〜25日:フランス全国一律、復活祭バカンス
4月26日:幼稚園、小学校は学校再開。中・高は在宅で授業
5月3日:生徒数調整しつつ、中・高も学校(対面)再開
大学生は、1週間に1日、通学可能
→学校が閉まり、子どもが家にいるのに、家で仕事ができない人には、chômage partiel 一時失業措置がとられる。
● テレワーク
テレワークができる職場では毎日行うよう呼びかけ。
● 企業、会社員、フリーランスほかへの支援措置は継続
● 移動
地方への移動は、この復活祭の週末なら特別に可能とする
外国にいるフランス人で帰国を望んでいる人は、いつでも可能。
越境労働者の国境での手続きなどを簡素化するよう努力
(10km以内の移動には証明書は不要だが、住所を証明する書類などが必要)
● 飲食店、文化施設などの再開
5月中旬に、テラスを条件付きで再開、その後、夏のはじめにかけて、文化施設、スポーツ、レジャー、イベント、カフェ、レストランなどを段階的に再開する日程を明らかにする。
● ワクチン接種日程
夏終わりまでに、18歳以上の接種希望者には接種を完了することを想定
3月31日から70歳以上に接種開始
4月16日から60歳以上に接種開始
5月15日から50歳以上に接種開始
6月中旬には18歳以上の人に接種開始
▶︎外出特例証明書がダウンロードできるページはこちらから。
▶︎内務省のページ。