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憲法評議会は、サルコジ元大統領の合憲性優先問題(QPC)の訴えを棄却した。訴えは2012年大統領選挙の際にサルコジ陣営がビグマリオン社にUMP(現共和党)宛で1850万€の偽請求書を出させていた疑惑に関する。
13年にすでに選挙資金委員会から選挙資金超過分36万€の返済命令を受けたために、同じ件で2度訴追されない原則により、同疑惑での起訴は無効とサルコジ氏は主張。評議会は選挙資金委員会の件と、ピグマリオン疑惑は別のものとして訴えを却下。サルコジ氏が軽罪裁判所で裁かれる可能性が高くなった。