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欧州連合(EU)は、南米4ヵ国と自由貿易協定で合意したと発表した。合意したのは南米南部共同市場(メルコスール)の正式加盟国ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ。
合意が欧州議会と全加盟国の批准を経て発効すれば、工業製品、農産物などの関税が約9割撤廃される。EUは自動車(関税35%)、機械・化学製品(14-20%)輸出で恩恵を被るが、欧州農家は衛生・環境規制の緩い南米産の農産品輸入を警戒し協定に反対。合意には環境保護規定の遵守も含まれているが、南米4ヵ国は遵守しないと環境保護派も猛反発している。
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