「いじめ」は増えている? 2013-06-17 こども・学校生活 0連載コラム フランスに来てから長い間、この国の学校には「いじめ」がないんだろうと思い込んでいた。とくにパリではいろんな人種の人が共存しているので身体的な違いは当たり前のことだし、他人と違うことで攻撃されやすい日本と異なり、服装の違いとかも個性としてお互いに認め合う寛容さがあると思っていたの [...]
フランスの中高生の聴く音楽。 2013-05-24 こども・学校生活 0連載コラム 中4の次男が携帯電話を手に入れて以来、暇さえあればイヤフォンを携帯に接続していることは前に書いた。音楽を聴いていることが多いというので、どんな音楽を聴いているのかたずねてみた。 まずは英米のロック。親の私にも馴染み深いビートルズやローリング・ストーンズから、もっと新しいレッド [...]
高校生のアルバイト 2013-04-22 こども・学校生活 0連載コラム この頃、高3の長男がしきりに口にするのは夏のアルバイト(petit boulotまたはjob)のことだ。その前に大事なバカロレアがあるし、大学進学のこともあるのに、それを跳び越えて今から夏休みのことを考えるってどういうこと?と、思いながら話を聞いてみると、8月に友だちと旅行に行 [...]
セロリとイカを炒めておいしいおつまみ 2013-04-15 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous 好みでは、最後にゴマ油少々と唐辛子をふりかけるといい。 セロリと、買ってきたイカを炒めておいしいおつまみを作ってみよう。 イカはワタと眼と口ばしを除いたら、胴の皮をはぎ、内側だった方に細かく格子の切れ目を入れて短冊に切る。足は二つに切り分ける。これをボウルにとり、塩、コシ [...]
ヒラメのマスタードソース添え 2013-04-09 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous ボクにとって、ヒラメを使った料理といえば、刺身の次がこれ。魚屋で1.5キロのヒラメを三枚(片身から2枚ずつとるので、中骨を数えれば本当は五枚)におろしてもらう。皮はつけたままです。頭、骨も忘れずにもらって帰る。 まずフュメ・ド・ポワソンを作る。ヒラメの落ちの、血などの汚れ [...]
今が旬のヒラメの蒸し煮、春野菜が伴奏です。 2013-04-08 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous 晩秋から初春にかけて、脂がのっておいしくなるヒラメ。ノルマンディーの沿岸などから直送されてくる生きのいいヒラメは、シンプルに刺身にしたり、網焼きしたり、クール・ブイヨンでポシェするのが一番おいしいが、これでは記事にならないので、野菜と一緒にオーブンで焼くことにした。 魚屋で1 [...]
どうして哲学を高校生に教えるのか 2013-03-23 こども・学校生活 0連載コラム フランスの高校では3年生になると哲学の授業がある。日本だと、世界史や日本史でほんの少し学ぶくらいだが、フランスではれっきとした一つの科目なのだ。 なぜ、高校生に哲学を教えるのか? 教育省の学習指導要領によると、自分で考えて判断する力や哲学的素養を身につけさせるため [...]
フランスの学校は授業時間が長い 2013-02-23 こども・学校生活 0連載コラム 小学校を週4日制から4日半制にする改革に教員組合が反対してもめているが、フランスの学校の1日の授業の長さは、どうにかならないものかと思う。 息子たちが小学生の時は水曜日が休みで、月・火・木・金は16h30まで、土曜日は隔週で半日授業があったと記憶している(2008年から土曜日 [...]
くん製魚アドックで、辛さ控えめのドライカレー。 2013-02-20 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous タラ科の魚をおろしてくん製にしたアドックhaddockが、美しいオレンジ色の身を見せながら魚屋に並んでいる。1枚がだいたい300グラムから500グラムくらいの重さになるだろう。合わせて500グラム買ってきて、久しぶりに、英国料理の、ケジャリーと呼ばれるカレー風味のごはんを作って [...]
携帯電話を離せない次男。 2013-01-22 こども・学校生活 0連載コラム 中学4年生の次男が最近、携帯電話を手に入れた。私は高校生になってからでいいのにと思っていたのに、電車通学をする上に、放課後に友だちと遊んで帰る時に家に連絡できるので安心だからということで、主人が買い与えたものだ。持っていなかった時はそんなに欲しそうにしていなかったのに、ケータイ [...]