携帯電話を離せない次男。

 中学4年生の次男が最近、携帯電話を手に入れた。私は高校生になってからでいいのにと思っていたのに、電車通学をする上に、放課後に友だちと遊んで帰る時に家に連絡できるので安心だからということで、主人が買い与えたものだ。持っていなかった時はそんなに欲しそうにしていなかったのに、ケータイを持つやいなや片時も離さなくなった。
 全国的には12〜17歳の73%がケータイを持っているという調査結果があるが、次男が言うには、彼の学校では4年生の85%くらいが持っている感じだとか。玄関ホール以外では電源を切っておくという規則になっているが、休憩時間に中庭で使っている生徒も多少はいるらしい。見つかったら放課後まで没収される。
 環境グルネル会議では健康上の理由から小学校と中学校では携帯電話を禁止するということに決まったのだが、それを法制化した2009年のグルネル環境法では、「教育活動すべてにおいて禁止」というあいまいな表現になり、全面禁止ではなく各学校が規則を決めるということになった。だから、学校によっては全面禁止もあれば、休み時間はいいというところもあるらしい。
 というわけで、にわかにケータイ好きになった次男は、宿題もそこそこに、イヤホンをつけて音楽を聴いているかと思えば、SMSの着信音がすれば、すぐに返信を打つ、といった具合に常にケータイをそばに置いている。自分では「1日1時間くらいしか使ってない」と言うが、実際にはそれ以上だろう。中学生はケータイをどう使っているのかと聞くと、「音楽、それからSMS、フェイスブックをチェックしたり、おもしろい動画を見たり、写真を撮ったりかな。それが全部、ケータイでできるからすごい!」。本来の電話機能はあまり使わないらしい。
 携帯電話を持つ若者がそれなしの生活を想像できないように、ケータイをほとんど使わない私は、それを片時も離さない生活を想像しがたいのだ。(し)

 

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