エムバペの町、 可能性の町、 ボンディ。 2018-11-02 パリから行ける街 0特集記事 今のボンディー市民ほど、自分の町に誇りを感じている人たちはいないだろう。サッカーのワールドカップでフランスを世界の頂点へと導いたキリアン・エンバペが生まれ育った町、ボンディ。ワールドカップの後、初めて10月にエムバペが帰郷するのを「町の歴史上最大の出来事!」とボンディ市長は讃え [...]
イヴ・サンローラン、東洋の夢。 2018-10-02 フランスの文化 0特集記事 夏から軒並みジャポニスムのパリ…と思いきや、ひと味ちがう展覧会が始まる。「サンローランが夢見たアジア」 ― 1年前に開館したイヴ・サンローラン美術館が催す最初の企画展だ。インド・中国・日本の衣服と文化は、フランス的エレガンスを象徴するこの天才デザイナーのイマジネーションを大いに刺 [...]
パリで日本酒。Tour des sakés à Paris 2018-10-02 インタビュー 0特集記事日本が好きなフランス人 9月29日、パリで日本酒のイベントが始まる。《酒巡り in Paris》。パリの町のなかを、おいしいお酒を飲んでは次の店へ、飲んでは次の店へと歩いて回るかのような、なんとも楽しい響き。この、「ジャポニスム2018」の一環として行われる一週間の催しでは、パリのレストランやバーが日 [...]
何度でも通いたい、 港町ラ・ロシェル。 2018-07-31 パリから行ける街 0特集記事 大西洋沿岸の港町ラ・ロシェルは、パリから南西へ467キロ、列車で3時間弱。水辺が恋しくなれば、週末でもすぐに出かけられる距離にある。 港にはヨットが肩を寄せ合い、カモメが優雅に旋回する。沖合にはセレブの避暑地として知られるレ島があり、橋でつながっているけれど、今回はあくまでラ [...]
ブルターニュの海藻について。 2018-07-02 フランスの文化 0特集記事 日本やアジアの国々の食卓では馴染みの深い海藻。いっぽうフランスで食用として海藻が注目されるようになって、ようやく30年ほどだ。 特にブルターニュはそのメッカ。今では健康食品店やBioの店でなくとも地元スーパーマーケットでwakame、アオサの一種であるlaitue de me [...]
ベルギー三都市、 立ち食い紀行。 2018-06-08 パリから行ける街 0特集記事 ブリュッセル、サント・カトリーヌ広場に人だかり。高めの小さな丸テーブルを囲んで、友人同士、家族同士、初夏の陽を浴びながら、Noordzee(フランドル語で「北海」)の魚料理を楽しむ人たちです。 レストランというよりも、カウンターと、店の周りと広場に置かれた丸テーブルで、ピクニッ [...]
Mai 68、5月革命。 2018-05-03 フランスの文化 0特集記事 50年前と、今のフランスがダブって見える。一握りの大学生の運動に端を発して大学が占拠され、さらに工場の占拠が1千万人のゼネストに膨み、国全体が麻痺した1968年5月。今日も、学生たちは、半世紀前「5月革命」の舞台となった大学を占拠して、鉄道、航空、司法、病院、退職者、高校 [...]
大きくなった グラウンド・コントロール。 2018-04-02 パリから行ける街 0特集記事 新しいもの好きで、fêteや青空市など、何かにつけては集まってワイワイするパリ人たち。そんな人々に話題のスポットが“グラウンド・コントロール”だ。 2014年に始まり、 2015、16年には18区オルドネ通り沿いのSNCFの線路跡と車庫を利用して開かれていたこの催し。昨年は [...]
パリ脱出。 2018-03-01 パリから行ける街 0特集記事 セーヌ川を渡るたびに、ふぅーっとため息が出る。橋から眺める空と雲、その美しさにパリで暮らす幸せをあらためて感じるからだ。とはいえ、パリは家賃や物価が安かったらもっといいと思うし、メトロ13番線の混雑なども、パリ交通公団にはぜひとも早急に改善してほしい問題だ。 国立統計経済研究所 [...]
赤ちゃんパンダに、会いに行こう。ZooParc de Beauval 2018-02-01 パリから行ける街 0特集記事 東京・上野では赤ちゃんパンダの人気が凄まじい。観覧の抽選倍率は69倍という報道もあった。だが、フランスにも可愛い赤ちゃんパンダがいる。昨年8月4日に142.4gで誕生したオスの「ユアンメン」だ。 生後5カ月となった1月13日には、ついに一般公開がスタート。場所はロワール地方の [...]