南仏セート、水辺の夏をさがしに。〈その4 – 枯れた漁村の情緒 ラ・ポワント・クールト〉 2020-07-19 パリから行ける街 0特集記事南仏 セート北部の漁村、ラ・ポワント・クールト。国鉄の駅の裏手に位置し、線路や国道のガードを超えた先にある。標識はないが、地図を見ながら進めば、わりと簡単にたどり着けるはず。セートの他の地区とは異質の風情が広がるだろう。目の前は地中海ではなく、オクシタニー地域圏最大の湖、トー湖だ。小 [...]
Les Parfums|男女が出会っても恋愛関係にならず。 2020-07-19 舞台・映画 0 映画館再開初日(6/22)に真夜中の先行上映会を実施し、話題を集めた本作。当日は主演のエマニュエル・ドゥヴォスも会場に駆けつけ、「以前は映画館でポップコーンを食べる人に耐えられなかったけど、私が間違っていた」と挨拶。アメリカ映画の公開延期が続くなかで7月1日に公開され、パリの興 [...]
Galerna|ピレネーを挟んだ両側のタパス料理とワイン。 2020-07-18 ヨーロッパ諸国料理 0 夜のメニューは、つまみ、前菜、メインと分類されているものの、すべて小さめのポーションのタパス料理。スペインはパンプローナ出身のシェフが北スペイン料理を中心に腕を奮うこの店。好みに合うものを自由に注文して友人たちと分け合えば、美味しさも楽しさも倍増だ。 友人と私は、おつまみから [...]
南仏セート、水辺の夏を探しに。〈その3 – 海の幸好きには、たまらない町〉 2020-07-17 パリから行ける街 0特集記事南仏 市庁舎前にタコの銅像が置かれるほど、セートではタコをよく食べる。セート風サラダといえばタコが入り、タコのタルト「ティエルtielle」はこの町の名物。町には〈正真正銘・伝統的ティエル〉を謳う店が多く、つい買って食べてしまう。町の中心部でも運河に漁船が停泊しているセートはフランス [...]
Concert : Sunside“Pianissimo” 2020-07-16 コンサート 0 ジャズはライブだ。ミュージシャンの演奏にのって、ほかの客と体をゆすりながら聴くのが一番。バカンス明けを待ちながらほとんどのジャズクラブが閉まっているなか、サンサイドががんばっている。7月と8月はピアノ中心のプログラム。 17日、18日(19h/21h30。30€)は、イタリア [...]
南仏セート、水辺の夏を探しに。〈その2-ヴァレリーとブラッサンス〉 2020-07-16 パリから行ける街 0特集記事南仏 詩人のポール・ヴァレリー(1871-1945)と、彼の半世紀後に生まれた歌手のジョルジュ・ブラッサンス(1921-81)はセート生まれ。ともにパリで活躍したが、墓はセートにある。二人とも市内に自身の名を冠した美術館があるが、墓が美術館の至近距離にあり、墓参りも気軽にできる。 P [...]
南仏セート|水辺の夏を探しに。〈その1- セットの夏は「ジュット」!〉 2020-07-15 パリから行ける街 0特集記事南仏 詩人ポール・ヴァレリーが《特異な島 île singulière》と呼んだセートは、文字通り、独自の魅力に満ちている。南部は砂浜が続く地中海の海岸で、北部は広大な潟湖トー湖に面する。中心部はベネチアのように、運河が縦横に走る水の町だ。同時に標高183メートルの緑豊かなサン・クレ [...]
墓マイラー・フランス巡礼記 |連載第1回 ゴッホの墓 2020-07-15 パリから行ける街 0 元祖・墓マイラーに聞く フランス名墓10選! 文芸研究家のカジポン・マルコ・残月さんは、世界各地、数千人のお墓参りをしてきた元祖「墓マイラー」。その旅路をつづるブログは、偉人への敬愛の情、道中の出会い、苦労の末に墓と出会う喜びにあふれています。フランスの偉人の墓から、印象に残る [...]
南フランスの 夏やすみ。その5 ジャン・ジオノの家 2020-07-14 パリから行ける街 0特集記事南仏 Le Paraïs, maison de Jean Giono à Manosque 『木を植えた男』で日本でも有名な作家ジャン・ジオノ(1895–1970)はマノスクに生まれた。町の城門をくぐって旧市街に入ると、すぐに彼の生家がある。詩を書き始めたのは7歳のころ。靴職人の父親が [...]
Krügen|シードルの数、40種以上。 ソーセージのガレットはインパクトもたっぷり。 2020-07-11 ヨーロッパ諸国料理 0 シードルの種類が膨大で、ナチュラルワインもいっぱいあって、クラフトビールもあり。よそにないクレープやパンケーキが食べられて、公園と可愛い広場に面した広々としたテラスが素敵。そんなワクワクするようなクレープ屋さんをご紹介。 ハム、卵、エメンタールチーズのGalette comp [...]