サム・スザフラン「画家の固執」 2022-12-06 展覧会 0 Sam Szafran. Obsessions d’un peintre 抽象画が主流となった戦後の美術界で具象画を描き続けたサム・スザフラン(1934-2019)は、どの派にも属さないスタイルのため、美術史上ほとんど研究されていないという。60点を集めた回顧展は、 [...]
【特集】ノエルに輝く、アルザスへ。《その2》 2022-12-05 イベント情報パリで遊ぶパリから行ける街 0特集記事 ☞【特集】ノエルに輝く、アルザスへ。《その1》もあわせてお読みください。☞【特集】ノエルに輝く、アルザスへ。《その3》もあわせてお読みください。 ノエルに輝くアルザスへ。《その2》 アルザス地方のノエルは盛大で美しいといわれるけれど、他のフランスと何が違うのだろう。今回はストラ [...]
熱々のラザーニャをほおばる幸せをみんなで分かち合う。 2022-12-03 特選レシピ集肉料理フランスで暮らす 0 Lasagne alla bolognese 2年ほど前にイタリア人の友人たちがやってきて、ボローニャ風ラザーニャを作ってくれた。持参の鍋の中には、朝早くから2時間煮たというミートソース。「ラザーニャ・アラ・ボロネーゼは肉が柔らかく煮え上がっていることが大切!」。彼らはさっそく [...]
第16回 KINOTAYO (キノタヨ) 現代日本映画祭 2022-12-02 イベント情報パリで遊ぶ舞台・映画 0 日本の今を浮かび上がらせる映画たち。特集は想田和弘監督。 日本映画を照らし出す “金の太陽”、「KINOTAYO (キノタヨ) 現代日本映画祭」が、今年もパリで開催へ。会場は日本文化会館、期間は12月6日から17日迄となっている。 今年のコンペティション部門はジャンルも様々。 [...]
【特集】ノエルに輝く、アルザスへ。《その1》 2022-12-01 イベント情報パリで遊ぶパリから行ける街 0特集記事 フランスは地方ごとに異なるクリスマス(ノエル)の伝統的習慣があるが、アルザス地方ほどノエルの習慣を大切にする地方はないといわれる。 11月30日聖アンデレの日から1月6日の公現祭までがノエルを祝う期間になり、様々な行事や習慣が営まれるのだ。とくに、キリストの誕生した25日 [...]
〈特集〉みんな大好き、バゲット! 2022-11-30 食材 0特集記事 ***バゲットがユネスコ世界無形遺産として登録されることが決定したので2021年4月30日掲載の特集を再掲載。 フランスを象徴するバゲット。宗教においては神聖なるものだし、copainもcompagnonも語源は「パンを分かちあう人」。為政者がパンを国民に行き渡らせることができ [...]
カタールW杯開催に、フランスでも議論が噴出。 2022-11-29 ニュース 0 サッカーW杯がカタールで11月20日に始まった。カタール開催が2010年に決まってから欧米を中心に批判の声が上がっているが、フランスでも開幕をきっかけにこの問題がメディアを賑わせている。 批判の内容は、W杯インフラ建設に携わる人の劣悪な労働環境、環境負荷、LGBT(性的マイノ [...]
魂を侵食する誰かの告白 「Saint Omer」 2022-11-27 パリで遊ぶ舞台・映画 0 マティ・ディオップ、ジュリア・デュクルノー、オドレイ・ディワン。近年、世界三大映画祭において、新しい世代の仏人女性監督が大きな結果を残している。そして『Saint Omer』を監督したアリス・ディオップも、その仲間に加わったばかり。本作でベネチア映画祭の審査員グランプリと新人監 [...]
社会的現実の深みに降り、自己を世界に開く。 2022-11-26 本 0 アニー・エルノー、ノーベル文学賞受賞。 2022年度ノーベル文学賞はアニー・エルノーに授与された。フランス人作家では16人目だが、女性では初めての受賞である。自伝的要素をもとに鋭い客観性を通して、修飾や隠喩を避けた簡素な文体で「現実の世界 le réel 」に迫るエルノーの作 [...]
Fenêtre sur le Japon – 日本への窓ドキュメンタリー映画祭で「被ばく牛と生きる」を上映。 2022-11-22 パリで遊ぶ舞台・映画 0パリ1区 一般映画館で上映されることが稀な日本のドキュメンタリー作品をフランスで紹介することを目的に、日本映画研究者ディミトリ・イアンニ氏と社会学者ニコラ・ピネ氏ふたりが立ち上げた日本のドキュメンタリー映画祭「日本への窓」。 11月29日には、松原保監督の「被ばく牛と生きる」(2016 [...]