ユダヤ人迫害の歴史を伝えるボビニー駅がメモリアルに。 2023-09-17 展覧会 0 Ancienne gare de Déportation de Bobigny パリ北東の郊外ボビニーにある、第二次世界大戦中にユダヤ人を強制収容所に送るために使われた駅がメモリアルとして公開された。フランスでは対独協力政府のもと、1942年から44年までの間、約7万5千人 [...]
〈日本人シェフ・パティシエール〉早戸由紀さん:Rayonnance(レヨナンス) 2023-09-15 日本人シェフ 0日本人シェフ 自分の味を信じて、まっすぐに作る。 Rayonnanceを訪れたのは、バカンスシーズン真っ只中の頃。静かなカデの街に、明るいファサードがまばゆく映える。この店のシェフ・パティシエールは早戸由紀さん。ディレクターの八谷ルミさんとともに、この8月に念願のパティスリーをオープンし [...]
【コンサート】ジャン=ギアン・ケラスによるシューマンのチェロ協奏曲ほか、自信満々のプログラム。 2023-09-14 コンサート 0パリ8区 Jean=Guihan Queyras Schumann : Concerto pour violoncelle 9月19日 20h– もうひと昔、シャンゼリゼ劇場にトルルス・モルクによるシューマンのチェロ協奏曲を聴きに出かけた。その日はなぜか暗い気持ちにとりつかれ [...]
〈連載:ふつわ〉ポラックのみそ漬け 2023-09-13 魚料理 0 バカンス先のブレストで、港にある魚屋に出かけたら、60センチ以上はあるタラ科のポラックlieu jauneが並んでいる。その場で皮付きのまま三枚におろしてもらって持ちかえった。晩ごはんは、その片身をグリルしたり、たたきにしたりして、鮮度抜群のうまさを楽しんだ。残った片身はという [...]
【展覧会】”Figurations. Un autre art d’aujourd’hui “具象画が再認識される時。 2023-09-11 展覧会 0 “Figurations. Un autre art d’aujourd’hui” 「具象画は抽象画の影に隠れてしまったかのように見えるが、再認識され始めている」と、美術誌「コネサンス・デ・ザール」の編集ディレクターで美術評論家のギイ・ボワイエは言う。彼 [...]
ブルターニュ公の海辺の城、シュシニオ城。 2023-09-10 パリから行ける街 0 Château de Suscinio モルビアン湾と大西洋を仕切るように延びるリュイス半島。シュシニオ城はその大西洋側に建っている。ヴァンヌからは25km、城と海の間には湿地帯が広がる。建造された800年前は、満潮になると城の足元が海水に浸り、堀もその水で満たされていたそうだ [...]
自家製ソーセージ、フリカデルでビールがうまい! 2023-09-09 肉料理 0 Fricadelle フランス北部のオー・ド・フランス地方やベルギーを旅した人は、露店のフリット屋で、フリットと一緒にフリカデルと呼ばれるソーセージを食べたことがあるだろう。揚げたての皮はプツンと歯ごたえがあり、中の身はやわらか…。その身は何からできているのか? 最近は鶏肉が [...]
【Vannes特集】Café de la Poissonnerie| 魚市場の賑わい、ミュスカデで焼魚。 2023-09-08 フランス料理 0 ヴァンヌの町の常設魚市場のまわりには、他の魚屋さんや、ワイン、パン、チーズやハチミツなどの専門店やレストランが軒を並べている。市が立つ水・土などは、歩くのもままならないほどの人混みだ。そんななか、魚市場の前に、白ワインやビールのグラスを傾けている人々のいるテラスがあった。店名は [...]
難民・移民の欧州流入が増加。EU諸国は協力していけるか? 2023-09-07 ニュース 0 8月12日、英国に向かって英仏海峡を渡ろうとした難民・移民船が遭難し、アフガン人が6人死亡、59人が救助された。10~12日だけで1600人が英海岸に到着。地中海でも難民・移民の流れが活発になるなか、欧州諸国は対応に苦慮している。 英国の要請で仏側の監視が強化され、ユーロトン [...]
【特集】ヴァンヌとモルビアン湾。〈その2〉モルビアン湾内の島へ。 2023-09-06 パリから行ける街 0特集記事 ユネスコ世界遺産プロジェクト”Mégalithe de Carnac et des rives du Morbihan” ブルトン語で 「小さな海 Mor-Bihan」を意味するモルビアン湾。その入江に浮かぶ島と沿岸には、 新石器時代に造られたドルメン (支石墓)、メンヒル(単 [...]