【Made in France】Agnelleの革手袋 2023-09-22 MADE IN FRANCE 0 リモージュから西に30㎞。サン・ジュニアンは革手袋の都だ。昔は羊や山羊の放牧が盛んで、11世紀から皮なめし業と手袋製造の中心地になった。手袋製造企業は1960年代には120軒余りあったが、現存するのは3軒のみ。ジョルジュ・モラン(844号参照)、エルメス(1998年~)と、今回 [...]
日本の酒の祭典、サロン・ド・サケ2023! 2023-09-21 イベント情報 0 Salon du Saké 2023 この秋も、日本の酒の祭典「サロン・ド・サケ」が開催されます。今年は「水と米について」がテーマ。米どころ新潟、岡山、広島、北海道、京都、佐賀、静岡県の日本酒、熊本の焼酎など、600種もの日本の酒類が出品され、愛好家とプロフェッシ [...]
はじめてみよう、フランス料理!⑯ 気楽にワインと付き合おう。〈その2〉 2023-09-19 知っておきたいワインの知識ワインの種類フランスで暮らすワインの知識 0はじめてみよう!フランス料理 前回書いたように、ふだんは1リットル4ユーロのメルロ種の赤で大満足のぼくでも、ワイン好きの友だちが来たり、誰かさんの誕生日やノエルでごちそうを作るときは奮発する。カーブに2ダースほどある少し上等のワインから、メニューを頭に入れつつ選ぶことになる。そんなせっかくのワイン、できるだ [...]
ユダヤ人迫害の歴史を伝えるボビニー駅がメモリアルに。 2023-09-17 展覧会 0 Ancienne gare de Déportation de Bobigny パリ北東の郊外ボビニーにある、第二次世界大戦中にユダヤ人を強制収容所に送るために使われた駅がメモリアルとして公開された。フランスでは対独協力政府のもと、1942年から44年までの間、約7万5千人 [...]
〈日本人シェフ・パティシエール〉早戸由紀さん:Rayonnance(レヨナンス) 2023-09-15 日本人シェフ 0日本人シェフ 自分の味を信じて、まっすぐに作る。 Rayonnanceを訪れたのは、バカンスシーズン真っ只中の頃。静かなカデの街に、明るいファサードがまばゆく映える。この店のシェフ・パティシエールは早戸由紀さん。ディレクターの八谷ルミさんとともに、この8月に念願のパティスリーをオープンし [...]
【コンサート】ジャン=ギアン・ケラスによるシューマンのチェロ協奏曲ほか、自信満々のプログラム。 2023-09-14 コンサート 0パリ8区 Jean=Guihan Queyras Schumann : Concerto pour violoncelle 9月19日 20h– もうひと昔、シャンゼリゼ劇場にトルルス・モルクによるシューマンのチェロ協奏曲を聴きに出かけた。その日はなぜか暗い気持ちにとりつかれ [...]
〈連載:ふつわ〉ポラックのみそ漬け 2023-09-13 魚料理 0 バカンス先のブレストで、港にある魚屋に出かけたら、60センチ以上はあるタラ科のポラックlieu jauneが並んでいる。その場で皮付きのまま三枚におろしてもらって持ちかえった。晩ごはんは、その片身をグリルしたり、たたきにしたりして、鮮度抜群のうまさを楽しんだ。残った片身はという [...]
【展覧会】”Figurations. Un autre art d’aujourd’hui “具象画が再認識される時。 2023-09-11 展覧会 0 “Figurations. Un autre art d’aujourd’hui” 「具象画は抽象画の影に隠れてしまったかのように見えるが、再認識され始めている」と、美術誌「コネサンス・デ・ザール」の編集ディレクターで美術評論家のギイ・ボワイエは言う。彼 [...]
ブルターニュ公の海辺の城、シュシニオ城。 2023-09-10 パリから行ける街 0 Château de Suscinio モルビアン湾と大西洋を仕切るように延びるリュイス半島。シュシニオ城はその大西洋側に建っている。ヴァンヌからは25km、城と海の間には湿地帯が広がる。建造された800年前は、満潮になると城の足元が海水に浸り、堀もその水で満たされていたそうだ [...]
自家製ソーセージ、フリカデルでビールがうまい! 2023-09-09 肉料理 0 Fricadelle フランス北部のオー・ド・フランス地方やベルギーを旅した人は、露店のフリット屋で、フリットと一緒にフリカデルと呼ばれるソーセージを食べたことがあるだろう。揚げたての皮はプツンと歯ごたえがあり、中の身はやわらか…。その身は何からできているのか? 最近は鶏肉が [...]