〈連載:ふつわ〉(コンフィでつくる)鴨なんばん。 2024-01-08 肉料理 0 鴨なんばんというと、ソバがふつうかもしれないが、ぼくは、少しコクのあるダシにして、うどんにする方が好きだ。鴨の肉は、胸肉を買ってきて、いためたり焼いたりしてから薄切りにしてのせればいいのだけれど、フランスならではの食材、数時間煮込まれてすっかり柔らかくなっている鴨のもも肉の脂漬 [...]
Kirk Lightsey – デトロイト生まれ、今年87歳の大ベテランピアニストの熱演をパリで。 2024-01-07 コンサート 0パリ1区 米国のデトロイト生まれで、今年87歳になるピアニストがカーク・ライトシー。サックス奏者のデクスター・ゴードンやトランぺッターのウディ・ショウなどのバンドで演奏し、カチッとした硬質なタッチ、リリカルなフレージングは地味ではあるけれど、いつ聴いてもさすがとナットクしてしまう。 そ [...]
【展覧会】1905-1925年 モダニズムのパリ 2024-01-06 展覧会 0 Le Paris de la Modernité, 1905-1925 年末年始のめでたい気分にふさわしい、絢爛豪華な展覧会である。1905年から1925年まで、パリが大きく変わったこの時代の美術、服飾、演劇、工芸、建築、工業を包括的に紹介している。 19世紀末から多くの若い [...]
「欧州構築の父」のひとり、ジャック・ドロール氏葬儀。 2024-01-05 ニュースフランスを知る 0 欧州委員会委員長を10年務めたジャック・ドロール氏が昨年12月27日に亡くなり、1月5日、パリ市内アンヴァリッドで葬儀が行われた。享年98歳。欧州共通通貨ユーロ導入や、欧州加盟国間の大学協力と交流計画エラスムスほか、欧州構築を推し進めた主要人物として讃えられ、葬儀には欧州加盟国 [...]
【特集】国際フランス語センターの町、ヴィレール・コトレの英雄にちなんだ食事処へ。 2024-01-04 フランス料理 0 Restaurant La Tulipe 新しくできた「国際フランス語センター」とは対照的に、ヴィレール・コトレは人口が1万人ちょっとのこじんまりした町。だが「ラ・チューリップ」の店内は、やけに人が多くにぎわっていた。仏語センターから徒歩2分。北の町らしい牛の地ビール煮ほか、ビ [...]
【特集】新しい「国際フランス語センター」へ。 2024-01-03 パリで遊ぶパリから行ける街 0特集記事 Cité internationale de la langue française「国際フランス語センター」がオープン! ヴィレール・コトレ城は、フランソワ1世が鹿狩りのため、1532年から建てさせた館。パリから北西に80km、レッツの森のそばにある。文芸の保護育成に熱心で後 [...]
【Cinéma】ソフィア・コッポラ新作「Priscilla」。エルヴィスの言動にはモヤモヤも。 2024-01-02 舞台・映画 0 毎年たくさんの伝記映画が作られる。有名人の物語は宣伝の手間も省けそうだ。最近はネタが出尽くしたのか、有名人の家族(カトリーヌ・ドヌーヴがシラクの妻に扮した『Bernadette』など)にまで対象が広がる。今回はエルヴィス・プレスリーの元妻プリシラが主役だ。 1959年西ドイツ。 [...]
2024年1月1日から変わること。①Navigo、コンポスト、EV…。 2024-01-01 フランスで暮らす 0 ⚫︎ EVリース開始低収入世帯(年収が15.400未満)向けの、月50〜150ユーロの電気自動車リースがスタート。リース期間は3年間で、更新可能。車種により月額が違う。2024年は2万台が見込まれている。mon-leasing-electrique.gouv.fr.voiture [...]
シャンゼリゼでカウントダウン、花火で新年を迎える。 2023-12-30 イベント情報パリで遊ぶ 0 シャンゼリゼで行われるニューイヤー・イベントは19hから。2024年はオリンピックイヤーとあって、スポーツをテーマにした特別な演出が用意されている。女性3人のDJセット、一般が参加できる巨大カラオケ、凱旋門でのパフォーマンス「Deus ex machina」、2024年度ユーロ [...]
ポンピドゥ・センター「ピカソ、限りなく素描する」展。 2023-12-29 展覧会パリで遊ぶ 0 Picasso, dessiner à l’infini ピカソ没後50周年記念イベントの最後を飾る展覧会。もうピカソはたくさん見たと思っていても、異なる時代の、木炭、鉛筆、水彩、パステル、不透明水彩(グアッシュ)による素描、版画などを含むデッサンを1000点も見せられると、ピ [...]