北フランスを走る、蒸気機関車。 2021-03-01 パリから行ける街 0特集記事 フランス北部、ソンム湾の岸辺を走る「ソンム湾鉄道」は、1970年代に廃線になったローカル線を数人の鉄道ファンが復活させようと始めたものだ。廃駅の周りや線路の草むしりから活動を始めた小さな協会は、少しずつ古い蒸気やディーゼルの機関車、客車貨車などを修理して「軌道」に乗せ、3つの海 [...]
フランスの美しい駅。 2021-02-01 パリで遊ぶパリから行ける街 0特集記事 フランスには3千ほど鉄道の駅があるという。多くの人が南の海へ、冬は雪山へと出発するパリのリヨン駅には、どこかバカンスの香りが漂っていて、曇っている日でもそこだけ明るいような気がする。昨今フランスの他の駅では見かけなくなった駅舎内のきちんとしたレストランも健在なリヨン駅は、パリ [...]
オービュッソン、宮崎駿を織る。 2021-01-16 パリから行ける街 0特集記事 フランス中部のクルーズ県で「オービュッソン、宮崎駿の空想世界を織る」プロジェクトが始まった。日本の宮崎駿監督のアニメーション映画4作品からそれぞれ名場面を選び、それらを大きなタピスリー作品に織り上げる計画で、オービュッソン国際タピスリーセンターとスタジオ・ジブリが正式に結んだ協 [...]
リヨンから足をのばして ー ボジョレのワイナリーへ。 2020-11-05 パリから行ける街 0特集記事 マコンからリヨンの北まで55kmにわたってボジョレのワイン街道が延びている。地図でサン・タムール・ベルヴュ、ジュリエナ、ブルイィ山、フルリー…と見ていると、これらの名が書かれたボトルの姿が頭に浮かんでしまう。ボジョレ好きにとって、これらの地名は [...]
リヨンから足をのばして ー 中世を封じ込めた最も美しい村、ペルージュ 2020-11-03 パリから行ける街 0特集記事 リヨンから北東35キロ、ペルージュは丘の上の城塞村。1988年に早くも「フランスの最も美しい村」に選ばれている。古くから軍事戦略上の拠点とみなされ、ドーフィネ公国とサヴォワ公国が支配権をめぐって対立。しかし、1468年のサヴォワの戦い以降は破壊を免れ、現在にいたるまで古い家屋や街 [...]
リヨン、食のよろこび。 2020-10-30 パリから行ける街 0特集記事 食の都、リヨン。この町に行くとなると、 「どこで何を食べるか」から計画が始まる。人気店はふらりと行っても満席のことが多いから、滞在中限られた食事回数のスケジューリングが必要になってくる。 [...]
ブルゴーニュワイン900年の歴史を刻んだシャトーで昼食を。 2020-10-26 パリから行ける街 0特集記事 秋、黄金色に色づくぶどう畑の美しさが「コート・ドール(黄金の丘)」県の由来だと、聞いたことがある。「コート・ドール」はまた、ディジョンからボーヌそしてサントネーまでの60kmにおよぶ、世界に名だたる銘醸地。格付けで最高級とされる〈グラン・クリュ〉の畑が並び、 [...]
〈ブルゴーニュ特集・その4〉運河はトンネルに入る。 2020-10-24 パリから行ける街 0特集記事 Pouilly-en-Auxois プイィ・アン・オソワ、運河はトンネルに入る。 ▶︎ブルゴーニュ特集は、全5回にわたって掲載します。その1「博物学者ビュフォンの製鉄所へ。」その2「ユネスコ世界遺産・フォントネー修道院と『ガリア戦記』古戦場へ」その3「フランスの美しい村フラヴィニ [...]
〈ブルゴーニュ特集・その3〉フランスの美しい村フラヴィニーの宿。 2020-10-23 パリから行ける街 0特集記事 ▶︎ブルゴーニュ特集は、全5回にわたって掲載します。その1「博物学者ビュフォンの製鉄所へ」その2「ユネスコ世界遺産・フォントネー修道院と『ガリア戦記』古戦場」その4「プイィ・アン・オソワ、運河はトンネルに入る」その5「ブルゴーニュワイン900年の歴史を刻んだシャトーで昼食を」 F [...]
〈ブルゴーニュ特集・その2〉ユネスコ世界遺産・フォントネー修道院と、『ガリア戦記』古戦場へ 2020-10-18 パリから行ける街 0特集記事 ブルゴーニュ特集は、全5回にわたって掲載します。その1「博物学者ビュフォンの製鉄所へ」その3「フランスの美しい村フラヴィニーの宿」その4「プイィ・アン・オソワ、運河はトンネルに入る」その5「ブルゴーニュワイン900年の歴史を刻んだシャトーで昼食を」 ふたつの海を結ぶ、ブルゴーニュ [...]