インタビュー

三味線の音は ビタミン!

シルヴァン・ディオニ(澤田春吟)さん  伝統楽器と呼ばれるものは、演奏者の国籍を問うものだろうか。日本人がヴィオラ・ダ・ガンバを奏で、オペラのアリアを高らかに歌い、オーケストラを指揮する。「日本人」ではない演奏者が、例えば尺八、太鼓、三味線を奏でる姿を見て、わたしたちは何を感じる [...]

念願の翻訳、 『仮面の告白』。

ドミニク・パルメさん  作家、三島由紀夫の壮絶な切腹自殺から、来年は半世紀を数える。死後50周年に先立ち、初期の傑作小説『仮面の告白』(1949年)の新仏語訳が、ガリマール社から出版された。当時24歳だった早熟な三島の作家としての地位を確立し、自叙伝的要素が濃いこの作品は、 [...]

日本の包丁研ぎの技術を世界へ。

 マリナ・メニニさん  ここ数年、世界の料理業界では日本製の包丁が大ブーム。もちろんフランスも例外ではない。しかし、西洋の包丁に比べて刃が薄く鋼材が硬い日本の包丁は、西洋の研ぎ技術では上手に研ぐことができない。そこで、料理人たちに日本の砥石を使った研ぎの技術を伝えているのが、Co [...]

ロングセラー漢字辞書生みの親。

Jean-Claude MARTINさん  ジャン=クロード・マルタンさんが工学・技術系エリートを輩出するエコール・サントラル・パリで勉強していた1950〜60年代、パリのシネマテークではアメリカが日本から没収したプロパガンダ映画がかかっていた。映画のなかの日本人は、口数は少ない [...]

「布の道」を旅して。

Ana Bergerさん インドで作られる、模様をプリントした木綿布 「更紗 (さらさ) 」は、1664年にコルベールが創設したフランス東インド会社によってフランスにもたらされた。色鮮やかな草花や動物が描かれた布はアンディエンヌ(les indiennes)と呼ばれ、その人気たる [...]

日本美術への情熱を みんなと分かち合いたい。

Manuela Moscatielloさん パリ市立チェルヌスキ美術館学芸員・日本美術責任者  この秋と冬は若冲の「動植綵絵(さいえ)」につづき、俵屋宗達の「風神雷神図屏風」など、琳派の傑作がパリで見られる!…「ジャポニスム2018」の目玉といえる展覧会ふたつをフランス側で企画し [...]

相撲の稽古は、 厳しく、楽しく。

アントワーヌ・マルヴィエさん Sumo-Paris主宰者  アントワーヌ・マルヴィエさん(48歳・写真左)は、フランスで唯一の相撲クラブ Paris-Sumo*の主宰者だ。《大相撲パリ公演》を偶然テレビで観たのが相撲との出会いだった。千代の富士、曙や小錦らが出場し、若・貴兄弟対決 [...]

クレマンソーとジャポニスム。

マチュー・セゲラさん  トロカデロ広場の近くに、ジョルジュ・クレマンソー(1841〜1929)が33年間暮らしたアパルトマンがある。庭や書斎、美術品が壁にびっしりと飾られた居間など当時の面影をとどめた家は、今はクレマンソー博物館になっている。 ここで開催されている『クレマンソーと [...]

日本のエロス、 パリで咲き乱れる。FFF創設者インタビュー

アナスタジア・ラシュマンさん  6月28日から4日間、パリで開催されるFestival du Film de Fesses (性愛映画祭)。5回目の今年は「日本」がテーマだ。日活ロマンポルノの黄金時代を築いた神代辰巳監督作品を軸に、新旧の日本の性をテーマにした作品が、大きなスクリ [...]

Soba Boysたちの新しい生活。

オリヴィエ・カンパルドゥさん / ベランジェ・マルティネルさん   ウィンドーのなかで石臼がゆっくりと廻っている。石と石の間から、挽かれた粉が少しずつ押し出されては、受け皿に落ちてゆく。のし棒、巻棒、さまざまな道具が置かれた作業台では、作務衣にジーンズ姿のフランス人が、そばの生地 [...]
 

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