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仏国鉄(SNCF)改革法案に反対する労組の長期ストが始まった。初日のスト参加率は33.9%でTGVは7〜8本に1本、地方列車(TER)とパリ首都圏の列車は5本に1本と利用者の足が大きく乱れた。
その影響で、首都圏では7時30分に350kmの渋滞を記録。続く4日と第2ラウンドの8、9日もスト参加率は30%台を維持したが、9日にはTGVは5本に1本、TER、パリ首都圏の列車は3本に1本と運行はやや改善した。政府は改革を遂行する姿勢を固持しており、6日の政府と労組代表との話合いは物別れに終わった。