南仏セート、水辺の夏を探しに。〈その3 – 海の幸好きには、たまらない町〉

食べ歩きも楽しめるマルシェ©tourisme sete-Degas
食べ歩きも楽しめるマルシェ©tourisme sete-Degas

 市庁舎前にタコの銅像が置かれるほど、セートではタコをよく食べる。セート風サラダといえばタコが入り、タコのタルト「ティエルtielle」はこの町の名物。町には〈正真正銘・伝統的ティエル〉を謳う店が多く、つい買って食べてしまう。町の中心部でも運河に漁船が停泊しているセートはフランスでも有数のマグロ漁港でもあるのだが、その他にも日々20隻の船が80種ほどの魚介類を海からもたらし、それらが競りにかけられる。トー湖で養殖されるカキやムール貝も町なかで気軽に食べられる…海の幸好きには、もう、たまらない!

 昔からギリシャ、イタリア、スペイン、マグレブの国などから移民がそれぞれの料理法をもたらし、トー湖や、地中海などの恵みをおいしく食べようと工夫してきたのがセート料理。前出ティエルも、南イタリア移民が伝えたものが、漁に持って行きやすいようここで改良されたものだとか。マグロ、アンチョビー、イワシ料理、ムール貝やイカの詰め物、パスタ料理「セート風マカロナード」や、ひよこ豆入りのパスタなどに、そんな歴史が詰まっている。いい町だと強く印象に残ったのも、おいしいものとの出会いが多かったからだろう。(集)

タコのタルト、ティエル。
タコのタルト、ティエル。

食べるスポット

◎Les Halles Centrales(常設マルシェ)

毎日 (4/1~9/30)7h-14h 、それ以外7h-13h。
好きなものを買ってお酒を頼んで、空いているテーブルで食べられる人気のマルシェ。昼前に入場して席を確保しよう!
8 rue Gambetta 34200 Sète

◎Marché av. Victor Hugo (マルシェ)
国鉄駅に近い大通りのダイナミックなマルシェ。食品と衣料品、雑貨などが中心。金曜7h-13h。

◎Cave Au Vin Vivant(ワインバー)

中心街の小路にあるナチュラル・ワインバー。地酒も揃う。隣のカキ屋でカキやエビを買ってワインと食べられる幸せ!お客さんもサンパチックな人が多い。月休。10h-13h30/17h-23h 日は14hまで。
6 rue André Portes 34200 Sète 

◎ le Monté Cristo (レストラン)
セート料理が自慢、地元民に人気の店。
31 quai Général Durand 34200 Sète
Tél : 04.6751.9565 12h–15h/18h45–22h15 夏季は毎日営業。オフシーズンは水・木が休み。
www.restaurant-montechristo.fr

👉セート特集、こちらの記事もあわせてお読みください。

南仏セート、水辺の夏を探しに。
その1– セートの夏は「ジュット」!
その2 – ヴァレリーとブラッサンス。
その4 − 枯れた漁村の情緒 ラ・ポワント・クールト


 

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