Galerna|ピレネーを挟んだ両側のタパス料理とワイン。

Supions farcis, encre de seiche et brocoli-rave
Supions farcis, encre de seiche et brocoli-rave

 夜のメニューは、つまみ、前菜、メインと分類されているものの、すべて小さめのポーションのタパス料理。スペインはパンプローナ出身のシェフが北スペイン料理を中心に腕を奮うこの店。好みに合うものを自由に注文して友人たちと分け合えば、美味しさも楽しさも倍増だ。

 友人と私は、おつまみから3品、前菜から1品、メインから2品選び、Viña Ilusionというリオハの赤ワイン(29€)を注文。オリーブとアンチョビー、青唐辛子の酢漬けを楊枝でさしただけのシンプルなピンチョス、ヒルダ(2€)で、気分は一気にスペインバスクへ飛んだ。ハムのクリームコロッケ(5€)は、ベシャメルソースの滑らかさが秀逸。ウズラの卵の目玉焼きがのったシストラという豚肉ソーセージのパイ包み(4€)も、少しドライな黒ブーダンがあしらわれたウッフ・パルフェ(低温加熱した半熟卵/7€)も食感や塩加減が素晴らしく、ワインのお供として完ぺきだ。

タパス4種で、快調なスタート。

友人の取ったメインは、メニューにはアントルコットとあるが、仕入れ先から届いた肉の質がシェフのお眼鏡に叶わず急遽変更したというイベリコ豚プルマのグリル(11€)。プルマとは、羽のように、1頭の肩から2枚しかとれない希少な部位で、やわらかな赤身とジューシーな脂身が涙が出るほど美味しい。私の取った小イカのファルシ(8€)も、さっと火を通しただけの絶妙な火の通り具合に感心した。イカスミとブロッコリー・レイブで黒と緑のコントラストも美しく、イカの中には飴色になったタマネギが入っていて、シンプルながらもこんな手の込んだ料理に嬉しくなる。

イベリコ豚の「プルマ」をグリルした一品に感激。
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ピーマンのファルシ。

 さらに、ランチも見逃せない美味しさで、日替わりでメインと前菜またはデザートで16€、3品で19€なのはありがたい。前菜もメインもタパス料理に比べてボリュームがあるのでお得感あり。

こんなに満足できるスペインとフランス両方のバスクの料理とワインが楽しめるなら、遠くまでヴァカンスへ出かけなくてもいいかななんて思ってしまいそう。(里)

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厨房でシェフが腕をふるう姿も見えます。


Galerna

Adresse : 7 rue du Cher, 75020 Paris
TEL : 09.8129.2712
アクセス : M° Gambetta
火~金 12h-14h /19h30-22h30 土19h30/22h30  8月前半は夏期休業

 

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