マリア・カラス生誕100年 2023-09-24 不世出のディーヴァ、マリア・カラス。ギリシャ系の移民の子として1923年に生まれたので、今年は生誕百年にあたる。彼女の名唱中の名唱3曲をYouTubeからピックアップしてみた。 伊ベルカントオペラのパイオニアともいえる作曲家ベッリーニの 『ノルマ』から「Casta Diva」。巫女(みこ)ノ... 音楽 0
【Made in France】Agnelleの革手袋 2023-09-22 Glamour doublé soie 260€ ©Agnelle リモージュから西に30㎞。サン・ジュニアンは革手袋の都だ。昔は羊や山羊の放牧が盛んで、11世紀から皮なめし業と手袋製造の中心地になった。手袋製造企業は1960年代には120軒余りあったが、現存するのは3軒のみ。ジョルジュ・モラン(844号参照... MADE IN FRANCE 0
ユダヤ人迫害の歴史を伝えるボビニー駅がメモリアルに。 2023-09-17 鋼の板に移送ごとの人数、そのうちの子供の人数、到着後すぐにガス室に送られた人数、生き残った人数が刻まれている。 Ancienne gare de Déportation de Bobigny パリ北東の郊外ボビニーにある、第二次世界大戦中にユダヤ人を強制収容所に送るために使われた駅がメモリア... 展覧会 0
〈日本人シェフ・パティシエール〉早戸由紀さん:Rayonnance(レヨナンス) 2023-09-15 早戸由紀さん 自分の味を信じて、まっすぐに作る。 Rayonnanceを訪れたのは、バカンスシーズン真っ只中の頃。静かなカデの街に、明るいファサードがまばゆく映える。この店のシェフ・パティシエールは早戸由紀さん。ディレクターの八谷ルミさんとともに、この8月に念願のパティスリーをオープン... 日本人シェフ 0
〈連載:ふつわ〉ポラックのみそ漬け 2023-09-13 バカンス先のブレストで、港にある魚屋に出かけたら、60センチ以上はあるタラ科のポラックlieu jauneが並んでいる。その場で皮付きのまま三枚におろしてもらって持ちかえった。晩ごはんは、その片身をグリルしたり、たたきにしたりして、鮮度抜群のうまさを楽しんだ。残った片身はというと、中華食品店でみそと... 魚料理 0
【展覧会】”Figurations. Un autre art d’aujourd’hui “具象画が再認識される時。 2023-09-11 Sam SZAFRAN Sans titre. 2017. Aquarelle et pastel. 197,5 x 298,5 cm "Figurations. Un autre art d’aujourd’hui" 「具象画は抽象画の影に隠れてしまったかのように見えるが、再認識され始めてい... 展覧会 0
ブルターニュ公の海辺の城、シュシニオ城。 2023-09-10 ヴァンヌからは25kmほど。湿地帯のなかを蛇行した散歩道をたどれば20分ほどで砂浜に行ける。© alexandre lamoureux Château de Suscinio モルビアン湾と大西洋を仕切るように延びるリュイス半島。シュシニオ城はその大西洋側に建っている。ヴァンヌからは25km、城... パリから行ける街 0
自家製ソーセージ、フリカデルでビールがうまい! 2023-09-09 Fricadelle フランス北部のオー・ド・フランス地方やベルギーを旅した人は、露店のフリット屋で、フリットと一緒にフリカデルと呼ばれるソーセージを食べたことがあるだろう。揚げたての皮はプツンと歯ごたえがあり、中の身はやわらか…。その身は何からできているのか? 最近は鶏肉が多いときくが、ほか... 肉料理 0
【Vannes特集】Café de la Poissonnerie| 魚市場の賑わい、ミュスカデで焼魚。 2023-09-08 Sardines grillées, frites maison. イワシの丸焼きと自家製フリット(写真の中心がズレているのはカウンターにいる人の肘を入れたかったからです。酔っ払っていたわけではありません)。 ヴァンヌの町の常設魚市場のまわりには、他の魚屋さんや、ワイン、パン、チーズやハチミツ... フランス料理 0
難民・移民の欧州流入が増加。EU諸国は協力していけるか? 2023-09-07 8月2日付リベラシオン紙。チュニジア:葬いの砂漠。 8月12日、英国に向かって英仏海峡を渡ろうとした難民・移民船が遭難し、アフガン人が6人死亡、59人が救助された。10~12日だけで1600人が英海岸に到着。地中海でも難民・移民の流れが活発になるなか、欧州諸国は対応に苦慮している。 英国の要請で仏側の監視が強... ニュース 0