Ovni | Numéro 864

国の建物を市が没収、市民を住まわせる モントルイユ市長の試み。

 パリ郊外のモントルイユ市バラ通りにある国の建物「バラのフォワイエ(移民用宿舎)」の住人はほとんどがマリ人の男性。老朽化し、住める状態でないことは前から指摘されていた。あまりのひどさに、パトリス・べサック市長は、9月26 […]

マダム・キミのシルバーラウンジ2018年12月1日号

 造形作家の嘉野稔氏は1930年、奄美大島生まれ、7歳の時、1人娘しかいない祖母の養子になる。芸大卒後、政府留学生として57年に渡仏し、国際大学都市日本館に入る。ロマネスク彫刻に心酔し、創作を続け、2007年にパリ郊外で […]

辻井伸行、パリのシャンゼリゼ劇場リサイタル。

12月17日(月)  昨年、デビュー10周年を記念する初のフルサイズのリサイタルでシャンゼリゼ劇場を沸かせた辻井伸行が、パリに再来。今年はサティ、ドビュッシー、ラヴェルなどのフランス音楽を中心、に彼が敬愛するショパン「ス […]

L’Innocence 料理も姿勢もハイクオリティ、信頼が置ける店。

 次々と良い店ができる住所があるものだ。ここはかつて、ダニエル・ローズのSpringや、ラファエル・レゴのOKAがあった場所。いずれもここで成功を収めた後、他所に店を構えた。そして今、かの有名シェフ、エレーヌ ・ダローズ […]

ノエルのごちそうにホタテ貝のグラタン。

Gratin de coquilles Saint-Jacques  オーブンで焼くホタテ貝のグラタンの欠点は、どうしても貝柱に火が通りすぎてしまうこと。そこで今回は折り込みパイ生地で覆って焼いてみた。  魚屋が貝柱とオ […]

Julien Dechenaud、プラリネが格別。大注目の若手ショコラティエ。

 若手筆頭株のショコラティエといえば、J=P・エヴァン、 P ・ロジェ、A・デュカスなどで腕を磨き、昨年11月パリ郊外ヴァンセンヌ城近くに店をオープンしたジュリアン・ドゥシュノーさん。彼の店では、買いやすい価格帯ものが多 […]

Salon des Beaux-Arts サロン・デ・ボザール

12月13日(木)〜16日(日)  150年の歴史を誇る現代アート展。600人のアーティストの絵画、彫刻、版画、写真が一堂に並ぶ。写真家・髙橋良彰の作品は10mの壁面に特別展示。入場無料。 13日・15日 10h-22h […]

ノルマンディーの作家と食〈34〉

 フランス文学を代表する作家であるフロベールは、50代半ばで経済的に苦しい生活を強いられるようになった。そんな事情について、師であり友人である作家のジョルジュ・サンドに宛てて1875年の8月にこんな手紙を書いている。 「 […]

Soprano, Nolwenn おすすめCD。

 10月から11月にかけてシャンソンやフレンチポップスの歌手たちが、ノエル目当てか新アルバムを出す。  ラップの売れっ子だったソプラノも、もうすぐ40歳。前作の 『L’Everest』はソウルやライの影響を受けた本格的な […]

Domaine de la Paonnerie カロジェさんのワイン試飲即売会

 ロワール川沿いにあるDomaine de la Paonnerieではカロジェ一家が素晴らしいナチュラルワインを作っている。白は、海の幸向きのムスカデ、手の込んだ魚料理に合うまろやかなアンジュー…。赤は、フルーティでい […]

JAVA Art Energy ジャワの現代アート

2月24日(日)まで  ジャワの現代アーティストたちが、宗教、伝統、民衆文化、植民地時代などをテーマに制作した写真、絵画、インスタレーション、ビデオ。宗教性と安全対策を合わせた男性イスラム教徒用バイクのヘルメットなど。イ […]

第1次世界大戦終結100周年

 11月11日、第1次世界大戦終結100周年記念式典で、60カ国以上の首脳を前にしてマクロン大統領は「愛国心は国家主義とはまったく別のものだ」とし、「フランスのために」倒れた兵士や市民を讃えた。しかし兵士たちが家族にあて […]

Shame

12月14日(金)  ロンドン南郊外ブリクストン出身の5人からなるインディ・ロックバンド、シェイムがパリ公演。ファーストアルバムの『Songs of Praise』には、ポストパンク、ストレートで力強いロックが詰まってい […]

『Leto』無邪気な歌声、刹那の輝き。

 欧米から音の息吹を吸い込むアンダーグラウンドシーン。ソ連で刹那(せつな)の輝きを放ったロックスターの青春映画だ。80年代初頭のレニングラード。新しい音楽を前に、会場は熱を帯びる。ステージに立つマイクと、ライブに忍び込む […]

Madrid, octobre 68 1968年10月、スペインの実験芸術。

 1968年、スペインはフランコ体制で国際的に孤立しており、この年にどのような実験芸術運動が起きたのか、国外では知られていない。国内でもフランコ体制以降は過去のアートとみなされ、顧みられなかったという。それを掘り起こした […]

Quatuor Belcea
ベルチャ弦楽四重奏団

12月9日(日)  クラシックならベルチャ弦楽四重奏団の公演へ。1994年結成だが第1ヴァイオリンのコリーナ・ベルチャは健在で、ベートーヴェンからヴェーベルンまで演奏。今回は、メンデルスゾーンが姉ファニーの死の直後に書い […]

BrexitでEUと英が合意

11/25  欧州連合(EU)の臨時首脳会議で英国のEU離脱協定案にEU首脳とメイ英首相が正式に合意した。協定案では、移行期間はEU離脱日19年3月29日から20年末とし(1~2年延長可)、その間、英は実質上EU内に留ま […]

Shâhnâm – Une épopée persane ペルシア叙事詩を影絵で

12月7日(金)〜16日(日)  イラン人のイラストレーターで映画監督のハミド・ラーマニアンが、10世紀に書かれたペルシアの叙事詩『シャー・ナーメ』を影絵芝居に。英語、仏語字幕。 12/7、8、9、12、13、15、16 […]

ブザンソン:美術館を訪ねる旅。

 フランシュ=コンテ地方の中心ブザンソンは城塞都市。蛇行するドゥー川に挟まれた土地にそびえるサン=テティエンヌ山の頂上に、ルイ14世治下の軍事建築家、セバスチャン・ル・プレストル・ド・ヴォーバン(1633-1704)が造 […]

建築は“体験”だ! 子どもと一緒に、安藤忠雄の世界へ。

Ateliers Jeune Public de l’expositon “Tadao Ando, le défi”  日仏友好160周年を記念して、フランス各地で実施中の文化・芸術交 […]

「黄色いベスト運動」で、マクロン政権は対応に苦慮。

 軽油・ガソリン税引上げに抗議する「黄色いベスト(gilets jaunes)」運動が11月17日からフランス全国で展開されている。蛍光色の安全ベストを着た人たちが道路、高速料金所、燃料貯蔵所などを封鎖する抗議運動(17 […]

Insaisissable Seiichi HORIUCHI

12月2日(日)〜16日(木)  クロワッサン、ブルータス、ポパイ、an・anなど日本の雑誌黄金時代を築き、多ジャンル、多数の本を出版した堀内誠一。クラマール市で原画が発見されたのを機にフランス初の本格的な堀内誠一イベン […]

OVNI 864

OVNI 864 : 01/12/2018

ベナンに美術品返還へ

11/23  仏大統領府はベナンの美術品26点を同国に早急に返還すると発表した。これらの美術品は1892年に仏軍が略奪したもの。また、マクロン大統領は2019年前半にアフリカ・欧州諸国の代表者が集まってアフリカ美術品の返 […]

公益奉仕労働局設置へ

11/19  ベルベ法相は軽犯罪者の代替刑としての公益奉仕労働を管理する公益奉仕労働局を12月10日に発足すると発表した。3月にマクロン大統領が6ヵ月以下の禁固刑に処された人を対象に公益奉仕労働刑を促進するとの方針を受け […]

グランパリ計画向け増税

11/16  パリ首都圏のメトロを拡張する「グランパリ・エクスプレス計画」への資金供給のため宿泊税等の増税を含む来年度予算修正案が国民議会で可決された。同計画は公施設法人「グランパリ社(SGP)」が実行するが、2013年 […]

ビル崩壊で2人停職処分

11/15  マルセイユの住宅ビル2棟が崩壊し住人8人が死亡した事件で、2人の地方議員が停職処分になった。原因捜査終了までの停職処分を受けたのは、プロヴァンス=アルプ=コートダジュール地域圏議会のグザヴィエ・カシャール副 […]

ゴーン氏、東京で逮捕

11/19  ルノー・日産・三菱自動車の会長を兼務するカルロス・ゴーン氏(64)が金融商品取引法違反の疑いにより東京で逮捕された。報酬を約50億円過小申告した疑い。22日、日産はゴーン氏の会長職を解任した。ゴーン氏は19 […]