年末のパーティーに、ジュラ地方に住んでいる友人が持ってきてくれた食前酒がマックヴァン・デュ・ジュラ。ブドウの搾りかすから作られる蒸留酒マールに、24時間発酵させたブドウの搾り汁を混ぜ入れ、たるの中で1年熟成させたものだ。
マールと搾り汁は、同じブドウ園のブドウから作られたものでなければいけない、と友人は言う。ピノ・ノワールやプルサール種が原料だと赤みがかるし、シャルドネやサヴァニャン種なら白になるそうだ。
グラスに注ぐと明るい朱色、柔らかなブドウの香り、どこかシェリー酒を思わせる風味だが、さっと甘みが抜けてさわやかな飲み心地!アルコール度16.5%。20ユーロ前後。