レイコさんが、ネバネバーッと糸を引くような料理が懐かしいという。それなら、トーゴのあっさり味オクラ料理を食べに行こう。
ライムとショウガのきいたラム酒のポンチpunch maison(28F)を飲みながらメニューを研究。といっても、アフリカ系のレストランは前菜は飛ばして、メインと一緒にさまざまな野菜の付け合わせをとる方が楽しい。レイコさんはもちろんオクラ料理Gombo-Feti(60F)。僕は、一度揚げたサバをトマトソースと煮こんだAkoboudessi(60F)。それに付け合わせとして、揚げバナナBanane plantin frite(26F)とトウモロコシ粉の団子Ablo(12F)をとった。
ゴンボは、サバと牛肉とオクラが一つに溶け合った繊細な味で、 みごとにネバネバーッなソースです。このソースをアブロ団子にからめて食べる幸せ。「おいしい!」とレイコさんは思わず歓声をあげました。僕のアコブデシにもオクラが2本入っていて、フォークでつぶして混ぜ合わせると、少々ネバリが出てきます。
お店の人が「入れすぎないでください」といいながら出してくれる、唐辛子の極辛ピュレも忘れずに加えたい。味がグンと引き立つ。「あっ、そんなに入れては! 明日の朝が大変!」。バナナもカラッと揚がっていておいしかった。僕らはコルビエールの赤ワイン(1/2のピシェ35F)をとったけれど、ビールもおすすめ。(真)
Le Mono
Adresse : 48 rue Véron, 75018 Paris , FranceTEL : 01.4606.9920
水休 日曜に出る子豚のローストもオススメ。