ポンピドゥ・センター近くの〈アンバサッド・ドーヴェルニュ〉といえば、餅のようにビヨーンと伸びるチーズ料理、アリゴで有名なレストラン。その近くにオープンした姉妹店の食品店を訪れてみた。
オーヴェルニュ地方の選りすぐりの産品が手に入るので、まずはハムやソーセージなどの豚肉製品シャルキュトリーをチェック。Parlan産の生ソーセージ(16.90€/kg)は4本パック売りで買いやすい。量り売りで手に入るアヴェロン地方のsaucisse à la perche(30€/kg)やjambon de Coche(48€/kg)は、ちょっとずつ買って味わいたい。パッケージもおしゃれで日本へのお土産などに重宝しそうなのがLe Roquet社製の豚レバーのパテの缶詰(2.70€)。缶詰独特の嫌な臭いがなくてとても美味しい。牛肉のワイン煮込み daube de bœufやシューファルシなどのお惣菜はランチ用にテイクアウトも可能。
お惣菜やチーズ、シャルキュトリーにワインやビールはイートインも可能で、8名以上集まれば地下のワイン蔵スペースを貸し切ることも可能だ。
クルミ風味のアペリティフ(24€)やステンレス製のヒップフラスク風のボトルに入った香りの良いハーブ、ヴェルヴェーヌ(バーベナ)のリキュール(22€)は、お洒落で贈り物にも喜ばれそう。名物アリゴも買って帰りたかったが、アリゴだけは作りたてを味わってほしいのでこちらでは販売しないそうで、残念。(里)
La petite Ambassade d’Auvergne
Adresse : 206 rue Saint Martin, 75003 ParisTEL : 01.4033.4467
アクセス : M° Rambuteau/ Etienne Marcel
火〜金 10h-14h30 / 16h30-20h(水17h30-) 土 10h-20h 日 10h-13h