1/25
風刺紙カナール・アンシェネにフィヨン元首相による妻の架空雇用疑惑が暴露されたことを受け、経済検察局が予備調査を開始。フィヨン夫妻を31日に事情聴取した。元首相は国民議会議員だった1988〜90、98〜02、12〜13年に妻ペネロープさんを公設秘書として雇い、首相時代は自分の代理議員に妻を雇わせ(02〜07年)合計83万ユーロが国会から支払われたが、秘書の仕事をした形跡がないと同紙は報じた。元首相の友人経営の雑誌でもペネロープさんは、2012〜13年に月5千ユーロ(計10万ユーロ)の給与を得ており、これも架空雇用の疑いが。さらに、上院議員時代の05〜07年には2人の子どもを秘書として雇用していたことが判明(計8万ユーロ)。フィヨン氏は妻や子が実際に仕事をしたと反論。