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EU委員会は米国への報復関税の実施を4月半ばに延期すると発表した。3月12日から鉄鋼、アルミニウムに25%の関税を課す米国に対し、EU委は12日、鉄鋼・アルミニウムのほか衣類、バイク、バーボン、農産物などにEUへの鉄鋼、アルミニウム関税に匹敵する総額260億€の報復関税を4月1日と13日に分けて発動すると発表していた。しかし、バーボンへの課税の報復としてワインやアルコール類に200%課税するとトランプ大統領が発言したため、仏、西、伊が米国との交渉時間をかせぐため報復関税の発動延期を要請した。
