
今週末、オスカー・ニーマイヤー設計のフランス共産党本部(1981)が見られます。
UFOが地球に飛来したかのような、ブラジル人の建築家オスカー・ニーマイヤー(1907 – 2012)が設計したフランス共産党党本部(パリ19区、1981年)の建物。イベントなどにも開放され、ファッションブランド「プラダ」のショーの、独特の雰囲気の写真を見た人も多いだろう。今週末は猛暑が予報されているため、フランス共産党がその建物を一般開放する。7月11日(土)と12日(日)の、12h-18h。

ニーマイヤーは、1956年から60年にかけてのブラジリアの新都市計画に参加し、そこに新しく置かれた大統領官邸や国会議事堂、最高裁判所、法務省、外務省などの主要建築物の設計を行ったことで有名だ。政治的理由からブラジルで活動できなくなってからは、1967年からパリを中心に活動するようになり、その間、セーヌ=サン・ドニ県労働会館(ボビニー市、1978年)、ノルマンディー地方はル・アーヴルのメディアセンター「ル・ヴォルカン Le Volcan」(1981年)、全国紙リュマニテ新聞本部(サン・ドニ市、1989年)などを手がけた。

フランス共産党はパリ市内に散在していた党のオフィスを1ヶ所に集めることにし、1965年、モダニズム建築に新風を吹き込んだことで知られる共産党員のニーマイヤーに仕事を依頼した。コンクリート、ガラス、鋼鉄、陶などの素材を使った斬新な建築。竣工は80年と遅くなったが、ニーマイヤー本人にして「これは現代建築のひとつのモデルとなるだろう。 そして新しい、シンプルな形で、余計な贅沢な仕上げなどを排した労働者たちの家となり、観光スポットとなるだろう」と言ったとされる。では、涼しい、よい週末を。

Espace Nimeyer
Adresse : Place du Colonel Fabien, 75019 Paris , FranceTEL : 01 40 40 12 10
アクセス : M°Colonel Fabien
URL : https://espace-niemeyer.fr/
7月11日(土)と12日(日)の、12h-18h。
