感染力の強さが懸念されているオミクロン株感染者がフランスで3人となった。
フランス初のオミクロン株感染者は、海外県・レユニオン島在住の、53歳の男性で11月30日(火)に確認された。南アフリカ経由でモザンビークそして、モーリシャス島から戻った際テストを受けたところ陽性と判明。ファイザー製ワクチンを2回接種していた。6人で旅行をし全員陽性だが、オミクロン株と確認されたのは、現在この男性ひとり。
本土では初となる感染者は、今日(12月2日)、パリ首都圏(イル=ド=フランス地域圏)で確認された。イル=ド=フランス地域圏在住の男性は、ナイジェリアから飛行機で11月25日に帰国、テストを受け陽性と判明。セーヌ・エ・マルヌ県在住の50〜60歳。ワクチン未接種で、テスト時も症状はなかった。男性の妻もCovid-19に感染。オミクロン株かどうかを分析中だという。
フランス東部オ・ラン県でも同株感染が確認され、3人のオミクロン株感染が確認された。
フランス政府の対応
フランス政府は11月26日から、南アフリカ、ボツワナ、エスワティニ(旧スワジランド)、レソト、モザンビーク、マミビア、ジンバブエなど10ヵ国からの航空便を運行停止に。今週土曜日に再開予定。
また、EU圏外からフランスに入る際は、ワクチン完了者であっても48時間以内の陰性証明を要するとした。EU加盟国からでも、ワクチン未接種者には、24時間位以内の陰性証明提示が必要となる。(集)