ゾウの調理法をA・デュマに教わった。 2003-01-15 肉料理 0 Pied d’éléphante au braise 前回、このページでアレクサンドル・デュマの『Mon Dictionnaire de cuisine』を紹介し、ゾウ料理の出だしを引用したら、読者の方からさっそく「どんな風にできあがるのか興味しんしん。次回のレシピ欄 [...]
ホロホロ鳥とキャベツは仲がいい。 2002-12-15 肉料理 0 Pintade au chou ホロホロ鳥pintadeは、気が強くて運動量も多いだけに、その身はニワトリよりも弾力があり、どこか野性の風味。そのうえ、値段も高くない。マロンなどを詰めてローストしてもおいしいが、今回はとりわけ相性がいいキャベツと煮込んでみよう。ホロホロ鳥は鳥肉屋 [...]
いちばん人気の臓物料理を作ってみよう。 2002-12-01 肉料理 0 Andouillette au vin blanc アンドゥイエットは臓物の腸詰めで、その中身は、豚の胃や腸、子牛の腸間膜と産地によっていろいろと変わる。グリルやオーブンで焼いたり、フライパンでソテーしたりして味わいます。今回のレシピは、ボクらがよく飲みに行くワインバーの得意料理 [...]
バジリコの香り、子羊の南仏風ソテー。 2002-09-15 肉料理 0南仏 Sauté d’agneau au basilic 今年の夏は、1週間マルセイユに滞在。「ピーズ」と呼ばれる名物のピザ、その焼きたてをふーふーいいながら食べる楽しさも満喫したが、ちょっと気のきいたワインバーで食べた、バジリコがたっぷりと散らしてあった子羊のソテーの味も [...]
レモンのコンフィ入り、モロッコ風トリの煮込み。 2002-08-01 肉料理 0 Poulet aux citrons confits ニコルさんは、高校を出るまでモロッコに住んでいたこともあり、彼女の家に招かれると、ときどきモロッコ料理が顔を出す。先日は、レモンのコンフィと緑のオリーブがたっぷり入ったトリの煮込みだった。うまい! 「タジン用の土器で作れば外見 [...]
子羊の骨付き肉をミント風味で焼いてみよう。 2002-07-15 肉料理 0 Cotes d’agneau a la menthe パリ郊外のわが家には小さな庭があり、5月から9月にかけて友だちを招くと、外で食事することが多い。そんな時は、タブレやヨーグルト風味のキュウリのサラダなどをたっぷり作り、あとは子羊や豚の肉をバーベキュー、というのが評 [...]
安くてうまいサバをシードル酒で煮てみた。 2002-07-01 肉料理 0 Matelote de maquereaux マトロットmateloteというのは、ウナギやコイのような川魚を、赤ワインや白ワインでこってりと煮込んだ、ロワール川やローヌ川沿岸にある町々の名物料理だが、今回は、安くておいしいサバをシードル酒で煮込むノルマンディー風。このレシピは、 [...]
ポークソテーにコルニション入りソース。 2002-06-15 肉料理 0 Cotes de porc a la charcutiere フランスで豚肉を使った料理の中でも代表的な一品〈ポークソテー、惣菜屋風ソースsauce charcutiere添え〉は、「パリっ子の食卓」(河出書房新社刊)でも紹介したけれど、作っているうちに、濃縮トマトやマスタードも [...]
子羊の肩肉とローズマリーの香り。 2002-05-01 肉料理 0 Epaule d’agneau au romarin 5月になると、友人たちを招いた日には、子羊の肉をローストしたりシチューにすることが多い。きょうは、白く小さい新タマネギといっしょにローストです。 4、5人分として肩肉を一つ買ってくる。財布に余裕のある人はピレネー産 [...]
カエルのモモ肉を南仏風トマトソースで。 2002-04-01 肉料理 0南仏 Cuisses de grenouille à la provençale 英国人は、カエルを食べるフランス人を “フロッグスfrogs” と少々軽蔑ぎみに呼ぶ。カエルのモモ肉は、トリ肉を思わせる繊細な味わいなのに、「生物の授業の解剖を思い出す」と敬遠する [...]