鶏肉の煮込み、チョコレート風味 2014-03-19 肉料理 0 メキシコの大学で教えている友人のMさんが、「鶏肉のチョコレートソースはとってもおいしいよ!」と言う。そこで異国料理第2弾は、まだ未知の、メキシコ風鶏肉のチョコレート風味と思い立った。チョコレートソースのレシピを探し出したが、チョコレートの他に、こんがり焼いたアボカドの葉、落花生 [...]
中華風に、カモの胸肉、レモンのソース添え。 2014-03-05 肉料理 0 さあ、しばらくは気分転換に、フランス料理を離れて異国料理をいくつか取り上げてみたい。異国の独特の調理法や、今まで疎遠だったスパイスや調味料と出会って、自分の「持ち味」を広げていく楽しさを分かち合いましょう。 最初はだいぶ前に書いて大好評だった、カモの胸肉magret de can [...]
子羊肉とひよこ豆を煮込んでみよう。 2014-02-21 肉料理 0 日本ではひよこ豆と呼ばれているポワ・シッシュpois chichesは、タンパク質、繊維、ビタミンに富んでいるすぐれた食材だ。地中海沿岸の国々では、クスクスなどさまざまな煮込み料理に入るし、ペースト状にしてフムスというおいしい前菜にもなる(右欄に作り方)。その粉からは、ファラフェ [...]
子牛のアバラ肉を白ワインで煮込む。 2014-01-18 肉料理 0 値段が張ってなかなか手が出ない子牛肉だが、tendronと呼ばれる、脂身が混じって骨ごと切り分けられたアバラ肉は、キロ17ユーロ前後なのがうれしい。このアバラ肉を使ったブランケットは、「à l’ancienne昔風」ともったいぶって言われるくらいに、こ [...]
セープ茸を使ってカタルーニャ風肉だんご。 2013-12-19 肉料理 0 マッシュルームを売っている、朝市の露店の前を通ったら、小さめで食べごろのセープ茸(たけ)が並んでいる。「私が採ってきたものです。今シーズンはこれで最後かな。それにしても今年はキノコの当たり年!」と言う。そのセープ茸を300グラム買ってきて、久しぶりにカタ ルーニャ風肉団子を作る [...]
ベルギーの名物料理ワーテルゾーイに挑戦。 2013-12-10 肉料理 0 ワーテルゾーイwaterzooïは、「水煮」という意味だ、いや「ごちゃ混ぜの魚を煮た」という意味だ、などと本場のベルギーでも意見が分かれているらしい。名高いゲント風は、川カマス、ウナギ、コイなど主に川魚が入ったものだが、最近は、安価で手軽な鶏肉を使ったワーテルゾーイを [...]
デュマに負けずにポトフを作ってみよう。 2013-10-17 肉料理 0 下欄の「デュマ、食の物語」で、この大作家のポトフに寄せる情熱が書かれている。そこでボクらも負けずにポトフ作り。デュマの言うとおりポトフはブイヨン、というわけで3年前のスープ特集でも取り上げています。 牛肉は、ゼラチン質や脂身が適度に混じった肩肉macreuse/paler [...]
豚肉とパプリカの組み合わせもハンガリー風。 2013-06-18 肉料理 0 4ページの連載〈Diaspora〉で、ハンガリーのメディアテックが取り上げられている。ボクは数年前の夏にハンガリーで出会った、素朴で心のあたたかい人たちが忘れられない。昨年は、ハンガリーの代表的料理で、グラーシュというパプリカ風味牛肉の煮込みを紹介したが、今回は、ブダペストの庶 [...]
ひな鶏は調理時間が短かいから便利。 2013-05-04 肉料理 0 鳥肉屋やスーパーに、ふつうの若鶏pouletの半分くらいの大きさのひな鶏coqueletを売っている。一羽600グラム前後だから、ちょうど二人分くらい、カップルだけの時の食事に便利だし、その上、火がとおりやすいから短時間で調理できるのもいい。味が淡白すぎて、と避ける人も多いが、 [...]
子羊肉をトマトとオリーブと一緒に煮込む。 2013-04-16 肉料理 0 Agneau en cocotte à la tomate et aux olives 「agneau pascal 復活祭の子羊」という表現があるように、復活祭前後は子羊を味わう機会が増える。キリストを「贖罪(しょくざい)の子羊」にたとえる宗教的な要素もあるけれど、なんとい [...]