今パリのビストロで人気、サバのリエット。 2005-12-01 魚料理 0 Rillettes de maquereau a la bretonne リエットといえば、主に豚肉をそのラードといっしょに柔らかくなるまで煮てパテ状にした保存食品。ところが、最近パリのビストロで前菜としてよく出てくるのが、豚肉のかわりにサバを使ったリエットだ。 中くらいのサバを [...]
釣りたての魚をクール・ブイヨンで煮る。 2005-09-15 魚料理 0 Lieu jaune poche au court-bouillon 昨年に続いて今年も、ブルターニュ地方の西端、フィニステール県の大西洋沖に浮かぶウエサン島で、2週間のバカンスを過ごした。そこで借りた小さな貸別荘の持ち主は、1960年代に日本まで貨物船で何度か行ったことがあると [...]
大きなカレイを丸ごとオーブンで焼いてみる。 2005-06-15 魚料理 0 Carrelet braise au four 魚屋に、時々、全長50センチ以上、重さ2キロはありそうな大きなカレイcarreletがどんとおいてある。これを逃す手はない。カレイ類は身の割合が少ないから、これで4、5人分だ。うろことハラワタをとってもらって買って帰る。和風に刺身も [...]
新鮮なサバを白ワイン風味で。翌日がうまい。 2005-04-15 魚料理 0 Maquereaux au vin blanc パリの魚屋では、体がぴんと張りつめて目がきらきらしているような新鮮なサバが、キロ6ユーロ前後の安さで、ほとんど一年中並んでいる。サケやイワシ同様に、心臓疾患の予防だけでなく、アトピーやリウマチにも効果があるというオメガ3脂肪酸に富ん [...]
決香り高いマグレブ風の揚げ物を作ってみよう。 2005-04-01 魚料理 0 Brick au thon et a la feta 春。暖かい日差しを求めてベルヴィル公園に向かったけれど、やっぱりランポノー通りのマグレブ風揚げ物屋さんで道草してしまった。みごとな手つきで揚げてくれたブリックがおいしい。ブリックというのは、小麦粉から作られたライスペーパーのよ [...]
帆立貝のカルパッチオで新年気分。 2005-01-15 魚料理 0 Carpaccio de coquille Saint-Jacques 最近、レストランでもメニューに見かけることが多くなってきたのが帆立貝のカルパッチオ。グラタンやソテーにした帆立貝以上に、その繊細な甘い味を楽しむことができる一品だ。 4人分だったら少なくとも2キロは必要で、1 [...]
エイのヒレには、バターの香りがほしい。 2004-10-15 魚料理 0 Raie au beurre noisette 〈エイのヒレ、焦がしバター添え〉は、ノルマンディーやブルターニュ地方名物の代表的な魚料理で、パリのレストランのメニューにもよく載っている。小骨がなく、ヒレの真ん中にすぐにはずせる軟骨があるだけだから、子供たちにも食べやすく評判がいい [...]
ナイル川のスズキを、エビ風味ソースで。 2004-07-15 魚料理 0 Perche du Nil a la sauce aux crevettes 魚屋で、filet de perche と記されたピンクがかった大きめのおろし身が売られている。キロ12ユーロ前後。エジプトのナイル川で育った川スズキだという。フランスの湖沼に住む川スズキよりはかなり大 [...]
脂がのったサケには、オゼイユのソース。 2004-04-15 魚料理 0 Pave de saumon a l’oseille アメリカの科学者が、ヨーロッパの養殖サケは危険、と発表して大騒ぎになりましたが、そのデータがいい加減だったり、アラスカのサケ漁業組合の圧力がかかっていることがわかりました。 サケは身が厚く、pavéといって売られて [...]
甘くなるまで炒めた玉ネギと干ダラをオーブンで焼く。 2004-03-01 魚料理 0 Morue aux oignons 532号で紹介したポルトガルレストラン〈シェ・カルロス〉で食べて、すっかり感心した干ダラ料理を再現。玉ネギの甘みと干ダラの塩味が、みごとに溶け合ったおいしさを発見してみたい。 5、6人分として、干ダラ600グラムを塩出ししておく(右の欄参照)。 [...]