夏スズキを焼いて、オリーブ風味のソースで。 2006-08-01 魚料理 0 Filets de bar a la creme d’olive スズキbar(南仏プロヴァンス地方ではその荒々しい性格からオオカミloupと呼ばれている)は、締まった白身、繊細な風味、それに小骨も少ないから、フランス人も大好きな魚だ。魚屋には天然もの(キロ25ユーロ [...]
バジリコの香りが素晴らしいトマトソース。 2006-07-15 野菜料理 0 Tomates concassées au basilic 夏はトマトがうまい。前回は赤ピーマンやクルジェットといっしょに詰め物をしてオーブンで焼いたけれど、今回は煮込んでからバジリコの香りをつけて冷ますだけというシンプルな一品だ。暑くて火を使うのもイヤな時には、冷蔵庫に入れてお [...]
夏野菜に詰め物をしてオーブンで焼いてみよう。 2006-07-01 野菜料理 0 Tomates, poivrons et courgettes farcis 夏野菜のトマトも赤ピーマンもクルジェットも、詰め物をしてオーブンで焼くと、彩りといい風味といい、夏まっさかり、という気分になる。一人当たりトマト1個、ピーマン半個、クルジェット1本という分量なので、トマ [...]
ウイキョウの香りは、ヒメジに合う。 2006-06-15 魚料理 0 Rouget barbet au fenouil roti ちょっと小さなヒゴイという色と形のヒメジrouget barbet。その締まった白身は繊細な風味を持っていて、大西洋でもとれる魚だが、とりわけ地中海沿岸の国々で愛されている。網焼きにしたり、唐揚げにしたり、香草と一緒にア [...]
ムール貝のソースとパスタはよく合う。 2006-06-01 魚料理 0 Pennes aux moules わが家もパスタ一家。ボンゴレにはちょっと高価なアサリpalourdeが必要だけれど、いつでもどこでも安く手に入るムール貝がたっぷり入ったソースもおいしいものだ。パスタは、スパゲティのようなロングパスタより、フジッリやファルファッレのようなショー [...]
カモの胸肉を焼いて新カブを添えてみよう。 2006-05-15 肉料理 0 Magret de canard aux navets glacés カモの胸肉magret de canardの皮には分厚い脂がついている。脂が苦手な友人は始めから皮と一緒にはいで、赤ワインにマリネしてから、オーブンで焼く。ボクは皮ごとかりっと焼き上げ、葉がついたまま束になって [...]
干燻製の魚が入った、カレー風味のごはん。 2006-05-01 魚料理 0 Kedgeree タラ科の魚をおろして燻製にしたアドックhaddockが、美しいオレンジ色の身を見せながら魚屋に並んでいる。1枚がだいたい250グラムから300グラムくらいの重さになるだろう。2枚買ってきて、ケッジェリーと呼ばれるカレー風味のごはんを作ってみよう。ビクトリア朝時代 [...]
庭でタンポポの葉を摘んで春のサラダです。 2006-04-15 野菜料理 0 Salade de pissenlit aux crevettes 友人たちが晩ごはんを食べにやってくることになった。春の陽が当たっているわが家の小さな庭に出て、タンポポの葉を摘むことにした。黄色い花が咲き始めたものは、葉も大きくなっていて、固かったり苦すぎたりするので、なるべく [...]
干しプルーンをアルマニャックに漬けてみよう。 2006-04-01 デザート 0 Pruneaux à l’armagnac アジャンは、フランス南西部のロット・エ・ガロンヌ県の中心都市。フランス人に「アジャンの名物は?」とたずねると、そろって「干しプルーンpruneau!」と答えるだろう。なるべくふっくらと大きく、黒紫色がツヤツヤとしたものを選 [...]
グラーシュはパプリカの色と香りが決め手。 2006-03-15 野菜料理 0 Goulache a la hongroise 先日、行きつけのレストランで久しぶりにグラーシュを食べた。パプリカの香りが少々欠けていたけれど、柔らかく煮あげられた牛肉がとてもおいしかった。付け合わせはパスタだったが、ボクは肉と一緒にジャガイモを煮込んだハンガリー風に軍配をあげた [...]