〈連載:ふつわ〉メルランのさつま揚げ 2024-09-15 魚料理 0 フランスのどこの魚屋にも置いてあるメルランmerlinはタラ科の魚。その白身は繊細な味わいだが、火をとおすとこわれやすいのが欠点だ。そこで衣をつけて揚げたり、ホイル焼きにする。今回はさつま揚げです。 おろし身を500g買ってくる。残っている小骨を丁寧にとりのぞき、小さく切り分 [...]
はじめてみよう、フランス料理!㉖ 季節を味わうには野菜料理 – 秋・冬 2024-09-11 野菜料理特選レシピ集フランスで暮らす 0はじめてみよう!フランス料理 秋といえばキノコ。オレンジ色がかった小さなジロール茸は、9月に入ると、そのオレンジ色もあざやかになり、うまさが増す。料理にかかる前に、石づきをとり、刷毛を水をちょっとつけながら、キノコの表面についている枯れ葉などをサッサッと掃除する。その繊細な香りを生かすには、火のとおしす [...]
【レシピ】太陽をあびて育った野菜でラタトゥイユ! 2024-08-31 野菜料理 0 Ratatouille (ラタトゥイユ) 8月から9月にかけてパリの朝市でも、トマト、赤ピーマン、クルジェット、ナスといった野菜が安くなっているので、ラタトゥイユが作りたくなる。もともとは南仏料理だったのだが、フランス全国に広まったのもナットクの、どこかなつかしいおふくろの味だ [...]
〈日本人シェフ〉すべての経験が、いまの力になる。 千星典央さん 2024-08-25 日本人シェフレストラン 0 凱旋門からモンソー公園へと続くオッシュ大通り。日本国大使館があるこの通りにあるのが、最高級ホテル(パラス)のル・ロワイヤル・モンソーだ。千星さんは、このホテルの飲食部門でエグゼクティヴ・シェフを務めている。 大学生の頃に、フランスで合計2年間の語学留学を経験。一般企業に就職し [...]
フランスでワーキングホリデーをしてみよう!②スーパーで買い物。 2024-08-22 ワーキングホリデーフランスで暮らす 0 ビザも取れ無事フランスに来れたのはいいけれど、言葉や生活に慣れるまではスーパーで買い物するのも一苦労なんてことも。フランスのスーパーには乳製品やハム、お酒などの種類が日本よりも豊富で、行く度に新しい発見があるはず。しかし日本のとは買い方が異なる部分があるので、知らないで行ってし [...]
〈連載:ふつわ〉イワシのヴィネガー煮 2024-08-11 魚料理 0 魚屋に、ブルターニュ産と地中海産のイワシ。目が澄んでいて、胴体がきらきら輝いている。そうそう、今ごろのイワシは脂がのっていて食べごろなのだ。栄養価も高いし、キロ7ユーロ前後という値段も庶民の味方だ。 大きめのブルターニュ産を買ってきた。この欄で、南蛮漬け、つみれ、檀一雄流に梅干 [...]
旬のメロンをつかった料理は大好評。 2024-08-03 魚料理特選レシピ集フランスで暮らす 0 Plats avec du melon 夏の野菜料理 ラタトゥイユを書く予定だったけれど、今が旬のメロン、安くなっただけでなく、気候のせいか甘みが倍増したようなおいしさ!メロンをつかったレシピを三つ紹介してみよう。 まずは定番の生ハム添えだ。生ハムは、熟成がすすんでいて塩味が [...]
〈日本人シェフ〉「ガストロノミーを、カジュアルに。」 佐藤隆司さん 2024-07-15 日本人シェフ 0 11区モーリス・ガデット公園のそばに、昨年春にオープンしたEunoé(ウノエ)。テラスの季節には、公園の緑と心地いい風を感じながら食事を楽しめる。わずか一年で、地元に多くのファンを得た。週に4〜5回と足を運ぶリピーターもいるという。この店のシェフであり、共同経営者の佐藤隆司さん [...]
〈連載:ふつわ〉七面鳥の胸肉でつくね 2024-07-13 肉料理 0 スーパーで手に入るescalope de dinde (七面鳥胸肉)で、つくねをつくってみた。 胸肉300gを切り分け、ブレンダーできめ細かなミンチにしてボウルにとる。みじんに切った長ネギ大さじ1杯、おろしショウガ少々、卵1個、片栗粉小さじ2杯、ゴマ油大さじ1杯、コショウ少々 [...]
Navarin d’agneau : 子羊の首肉は、たっぷりの野菜と煮込むと真価を発揮する。 2024-07-05 特選レシピ集肉料理フランスで暮らす 0 Navarin d’agneau(子羊のナヴァラン) 子羊肉は、春から夏にかけてマイルドな風味を持っているから、やはり季節の野菜といっしょに煮込むナヴァランをつくってみよう。ビストロでも人気の一品です。 今回は、どこまでも柔らかく煮上がる首肉 collierをつかっ [...]