干ダラの焼きものと馬鹿にしてはいけない。 1998-04-01 魚料理 0 MORUE A LA SAUCE DE FETA パリ郊外、人口5万人の僕らの町には魚屋がない。木曜と土曜の朝市には魚屋が出るから、あまり不自由はしないけれど、いい魚がなかった時や買い物に行けなかった時のことを考えて、台所に干ダラを常備している。生ダラにはない滋味が再認識され、最 [...]
豚肉とレンズ豆の煮込み 1998-03-15 肉料理 0 PETIT SALE AUX LENTILLES 塩漬けの豚肉とレンズ豆を柔らかく煮た一品は、パリのビストロの定番料理。気のおけない友人たちが集まったら、たっぷり煮込んでフーフーいいながら食べることにしたい。 塩漬けにされた豚のスネ肉、肩肉、三枚肉、スペアリブ、背肉などがdemi [...]
オーバカナルの成功は食空間ラテン化の象徴 1998-03-15 日本のフランス 0 この欄で紹介するにはちょっと遅すぎた感のある原宿の『オーバカナル』(5474-0076)。朝の光が眩しいカフェテラスをはじめ、ベビーフットのあ るサル、奥のビストロ、併設のパン屋、さらに地下の化粧室と電話コーナー、階段の意匠に至るまで、ものの見事に疑似パリ空間です。 お昼に& [...]
ワインの肴 1998-03-01 食材 0 ● caviar d’olive Nyons は、南仏のオリーブの名産地 として知られているが、そこの極上の黒オリーブが手に入ったら作りたい。オリーブは種を抜いてからキャヴィアの大きさになるまで叩く。これを、フォークでつぶして柔らかくした同量のバターと混ぜ合わせるだけ [...]
マーケティングを武器に今の日本を伝えたい 1998-03-01 日本のフランス 0 長野オリンピック会期中、実行委員会NAOCから連日6万部が発行された3カ国語新聞「Nagano 98」24頁に構成された日英仏語の独立した記事は、それぞれの国の人気種目や人気選手の違いが窺え、コンパクトながらなかなか読み応えがあった。同紙で 仏語デスクを担当したスタッフのひとり [...]
DAUBE DE BOEUF 牛肉の白ワイン煮 1998-02-15 肉料理 0 「ドーブ・ド・ブッフは、前日から肉を漬けたり、子牛の足が入ったりで大変」という人にも試してもらいたい。Patricia Wells /Ma cuisine en Provence に出ていたレシピを参考にしました。 牛肉は gite や paleron を1キロ買ってくる。こ [...]
サッカー日本代表監督からオヴニーへのメッセージ 1998-02-15 日本のフランス 0 暗い話題ばかりの日本で、岡田武史氏(41)は、依然、時の人だ。 「指導者みずから浮かれている場合じゃないんで、CM出演も全部お断りしました。でも、あまりに美化され過ぎで怖いんですよ、最近…」 ユーモアを忘れぬバランス感覚に勝れた愛称・岡チャンも、さすがに昨年12 [...]
農家風ジャガイモのグラタン 1998-02-01 野菜料理 0 GRATIN A LA PAYSANNE ジャガイモを薄く輪切りにしてスープで煮たものを pommes de terre à la paysanne というけれど、煮るかわりに、粉チーズを振ってオーブンで焼いてみた。ついでに残り物の肉を挽いてジャガイモの下に敷けば、アシ・パルマン [...]
ようこそ長野オリンピック選手村へ 1998-02-01 日本のフランス 0 いよいよ7日から始まる長野冬季オリンピック。会期中はもちろん、準備段階から公式言語の仏語と日本語を操る仏人フタッフが多く関わっている。1年半前から長野市内にある五輪実行委員会NAOCに勤めるカトリーヌ・ブテイエさんもその一人。 「大学で日本語を専攻後、岩手の国際交流員として来日 [...]
ニコルさんのチョコレートケーキ 1998-01-15 デザート 0 GATEAU AU CHOCOLAT DE NICOLE ニコルさんのチョコレートケーキはしっとりと柔らかく、口の中でとろけるような素晴らしさ! 作り方を教わったら僕のチョコレートケーキよりも簡単で、年末から年始にかけて二度も作ってしまった。 まず、バター125グラムを小さく切り [...]