ピーマンのファルシ 1998-07-01 野菜料理 0 Poivrons farcis バルカン半島だけでなく、中近東でも大きなピーマンに挽き肉とご飯を詰めた料理が愛されている。八百屋で、赤く大きなピーマンを6個買ってくる。好みで半分を緑のものにしてもいい。 まず詰め物の準備です。コップ3/4杯の米は洗ってから水を切っておく。玉ネギ2 [...]
兵隊さんからカメラマン 1998-07-01 パリの日本人 0 「12年振りに帰国したら、まずは北海道の大地にキスでもするか。」 札幌生まれのタクちゃんは22歳のころ日本を後にしました。脱出資金は4年間の自衛隊生活で蓄え、まずはロサンゼルスに。長距離トラックの運転手で食 いつなぎ、ヨーロッパへと流れてきました。マルセイユの駅で外人部隊募集広告 [...]
外見にくじけてはいけないアルティショ。 1998-06-15 野菜料理 0 FONDS D’ARTICHAUT AU JAMBON CRU 初めてアルティショが出てきた時にはどうやって食べたらいいのかわからず、戸惑ったという日本人が多い。丸ごといくつもゆでることができるような大鍋を持っている人が少なくなったせいか、最近アルティショ (アーティ [...]
ステレオは心を癒す薬。 1998-06-01 パリの日本人 0 日本では循環器外科の医師で心臓バイパス手術をしていた畠山さん。英語、独語の他に仏語もできればどこの国の学会でも困らないだろうと、語学研修でブザンソンを訪れたのは20年前。以来、日本・フランスを行き来するうちに、いつしかパリに落ち着いてしまった。 彼はクラシック音楽の大ファンで、弘 [...]
エイのヒレのサラダ 1998-06-01 魚料理 0 Aile de raie en salade 以前「エイがアンモニア臭いのは活きが悪いしるし」と書いたことがあったが、 先日、魚に詳しい人に「それは間違い」と指摘されてしまった。「エイやサメの類は獲れたての方がかえってアンモニア臭が強い。ただ獲れたてはうまくなく、一日以上経ってア [...]
馬肉を食べてヒヒーンと元気になろう。 1998-05-15 肉料理 0 FRICADELLES A LA SAUCE TOMATE 行きつけの肉屋さんは牛肉と馬肉を売っていて、挽き肉を頼むと「馬それとも牛?」と聞き返される。馬肉がお年寄りに人気があるのは、低カロリーで消化がいいから。またタルタルステーキにして生のままを食べる時は、旋毛虫やサナダ虫に [...]
俺は21世紀の男やで! 1998-05-01 パリの日本人 0 いつも奇妙キテレツな謳い文句の広告で驚かせてくれる駝鳥便。手ごろな値段で、しかも丁寧な仕事で有名な、頼もしい引越し屋さんで、読者の中にもお世話になった人は多いはず。アフリカのサバンナをタカタカとすばしっこく走り回る駝鳥が、引越し屋のイメージにぴったりということで付けられた名前もユ [...]
コニャックの香りの帆立貝料理。 1998-05-01 魚料理 0 Coquilles Saint-Jacques flambes au cognac 5月末までが食べごろという帆立貝の値段が下がり、きょうは3キロで100フランと手が届きそう。殻をきちんと閉じたものを14個選んでもらったら3キロちょっとになった。あとで開けるのが面倒な人は魚屋さん [...]
春になったら一度は子羊のシチュー。 1998-04-15 肉料理 0 RAGOUT D’AGNEAU キリスト教ではイエスを、人間の罪をあがなうために神に捧げる子羊にたとえる。復活祭の子羊 agneau pascal という表現があるくらいで、フランス人は、自分の罪を反省しながらかどうかは知らないが、この祭日前後に子羊を食べることが多い [...]
女性の体の悩みに答えたい。 1998-04-01 パリの日本人 0 異国で生活していると、体の様々な悩みを相談できる相手がいなくて、不安な思いをすることがある。そんな悩みに、医者として、そして女性の立場から相談にのってくれる一人の女医さんがいる。 庄野マリさんは、96年にパリに来て以来、専門家のアドバイスを求めて彼女を頼ってくる女性の多さを実感し [...]