100kmの自由!パリからの小さな旅へ。 2020-05-18 パリから行ける街 0 5月11日から外出規制が緩和され、自宅から100km以内の移動なら外出証明書が不要となった。ただホテルはどこも閉鎖中なので、パリから100km以内、日帰りで楽しめる初夏の旅にふさわしい町や、自然と触れ合うことができる森を選んでみました。レストランやカフェは閉まっているのでサンド [...]
Ferney-Voltaire ヴォルテールの城館へ(家のなかで旅。) 2020-04-01 パリから行ける街 0特集記事 ジュネーヴに行く機会があれば、少なくとも1日は余裕を作って訪れたいのがフェルネ・ヴォルテール。フランスとスイスの国境近くで、フランスのアン県に位置する町だ。 ここにはヴォルテールが晩年20年を過ごした城館がある。長い修復工事が終わり2018年6月1日から一般公開されている。彼が [...]
〈デュビュッフェ財団〉巨大モニュメント、豪快な芸術家人生。 2020-03-16 パリから行ける街 0 ペリニー・シュル・イエールのデュビュッフェ財団 ジャン・デュビュッフェ(1901-85)は、20世紀の幕開けとともに誕生した。若い頃から絵をたしなんだが、ワイン商の家に育ち自身も事業を成功させたため、芸術家デビューは41歳とやや遅咲き。だが、その後の勢いには目を見張らされる。 [...]
アール・ヌーヴォーの町、ナンシーを歩く。 2020-03-02 パリから行ける街 0特集記事 フランス北東部の町ナンシーにあるアール・ヌーヴォー建築の傑作「マジョレル邸」が修復され、一般公開になった。「ナンシー派」といわれる、この町に生まれたアール・ヌーヴォーの家具や金属工芸家ルイ・マジョレルの邸宅だ。 1871年、フランスは普仏戦争で敗戦し、アルザス地方とロレーヌ地方モ [...]
盲人に光を与えた点字の始祖、ルイ・ブライユ生家とミュージアム。 2020-01-07 パリから行ける街 0散策 ルイ・ブライユ(1809-1852)といえば、点字を開発した人。それゆえフランス語、その他多くの言語でも、点字は「Braille」と呼ばれている。パリ郊外クヴレ村のブライユの生家はミュージアムになっていて、世界中から見学者が訪れるというので前から行ってみたかった。 [...]
生誕150周年、マティスの故郷へ。 2019-12-10 パリから行ける街 0特集記事読者プレゼント南仏 *マティスの名言エコバッグプレゼント* 大きく開かれた窓から見えるニースの海、草木あふれる室内の情景…。晩年の有名な作品のイメージとは裏腹に、フランスを代表する画家アンリ・マティスはベルギー国境まで20kmもない北の町、ル・カトー・カンブレジに生まれた。今から150 [...]
美食の都・リヨンに 「ガストロノミー館」オープン。 2019-11-25 パリから行ける街 0散策 フランス料理がユネスコの無形文化遺産に登録されてから9年。リヨンに「国際ガストロノミー館 Cité internationale de la Gastronomie」がついにオープンした。登録を機に、国内の4都市に食文化施設を置くことを文化省と農業省が決定。フランス食の遺産・文化 [...]
北ヴォージュ、クリスタルの郷へ。 2019-11-09 パリから行ける街 0特集記事読者プレゼント *『マイゼンタール・吹きガラス工房のクリスマス飾りプレゼント』* アルザスとロレーヌ地方にまたがる北ヴォージュの森では、15世紀末から今日までガラスづくりの技術が綿々と受け継がれてきた。ガラスの原料となる砂岩、燃料の木、砂の融点を下げるカリウムを含むシダ類などが豊富 [...]
〈レースの文化史〉伝え10年、 カレーのレース館へ。 2019-10-18 パリから行ける街 0散策 カレー市の「レースとモード館」が開館10周年を迎えた。ルネサンス期の王侯貴族の装束、ウェディングドレス、ランジェリーなどのイメージが先行するレースだが、ここではモードにとどまらない。レースの起源から、産業革命を経てカレーの町がレース生産の一大拠点となるまでの〈レース文化史〉を一望 [...]
南フランスの港町、セート 詩人ヴァレリーの墓地と美術館。 2019-09-16 パリから行ける街 0散策読者プレゼント南仏 *『P・ヴァレリー美術館のオリジナル扇子プレゼント』* ポール・ヴァレリー(1871-1945)は南仏セート生まれの詩人。アカデミー・フランセーズ会員に選ばれ国葬もされた偉人だが、パンテオンに入らず亡骸は故郷に戻った。生前、彼が「海辺の墓地(Cimeti=シャルル墓 [...]