Le Chat du rabbin 2011-06-18 舞台・映画 0 国内90万部を売り上げた人気BDシリーズの映画化。作者ジョアン・スファールによる映画化だけに、コミックの世界観が忠実に再現。前世紀前半の仏領アルジェ。主人公はオウムをのみ込み人間の言葉を操るようになった名もなき猫。ユダヤ教の師ラビの家に住むのに、発する言葉は無神論者風。ヴォルテ [...]
映画への高貴なアプローチ。 »Le Gamin au vélo » 2011-06-08 舞台・映画 0 少年と自転車 Le Gamin au Vélo ベルギーのコンビ監督、ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟は『ロゼッタ』(1999)と『ある子供』(2005)で既にカンヌ映画祭の最高賞、パルムドールを二度受賞している。1996年の『イゴールの約束』の後、3年 [...]
「トリアー追放劇」も父と子の物語? 2011-06-06 舞台・映画 0 『メランコリア』。 キルスティン・ダンストが主演女優賞。 ●第64回カンヌ映画祭報告 実はカンヌにいたといううわさもあるが、あくまで公の場に出たがらない巨匠テレンス・マリックの『ツリー・オブ・ライフ』が最高賞パルムドールを獲得。『天国の日々』で監督賞を獲って以来32年ぶりのカン [...]
3Dアニメ『Rio』 2011-05-16 舞台・映画 0こども向け 子供向け映画が満開だったイースターのバカンスは終了。しかし米国での大ヒットに引っ張られるように、我がフランスでも3Dアニメ『Rio』は、観客数200万人に迫る勢いでまだまだ健闘中。20世紀FOXが誇るヒットシリーズ『アイス・エイジ』を手がけた監督カルロス・サルダーニャの最新作だ。 [...]
ヒリヒリと痛い青春物語。 « La Ballade de l’impossible » 2011-05-02 舞台・映画 0 村上春樹『ノルウェイの森 』をトラン・アン・ユンが映画化して話題を呼んだ『La Ballade de l’impossible』(仏題)がいよいよ公開になる。原作ものの映画は原作との比較で語られがちだ。各自が原作に対してもつイメージや思い入れと映画になった時の落差は [...]
集団芸術の楽しみに酔う「Usine de films amateurs (アマチュア映画工場)」 2011-05-02 舞台・映画 0 「このタイトルがいい人、手を挙げて!」 フランス人という呪縛(じゅばく)を感じさせずに、映画の国をいとも軽やかに闊歩(かっぽ)するミシェル・ゴンドリー監督。彼の指揮のもと今年3月末までポンピドゥー・センターで開催していた企画は画期的。素人15人が3時間で一本の短編作りに挑戦する [...]
『三文オペラ』 2011-05-02 舞台・映画 0 ●L’Opéra de quat’sous 『マック・ザ・ナイフ』で知られるベルトルト・ブレヒト(戯曲)&クルト・ワイル(音楽)の『三文オペラ』(1928)は、1728年にジョン・ゲイが発表した『乞食オペラ』を起点としていて、盗人 [...]
『七人兄弟』の映画化 2011-04-15 舞台・映画 0 Les Sept Frères フィンランド文学の先駆者アレクシス・キヴィが10年の年月をかけ執筆した代表作『七人兄弟』の映画化。ちょっと怠け者で、女の子とけんかが好きな7人のみなし児兄弟。義務教育を拒否しながら、森の奥深くに住む彼らのちょっと破天荒な成長譚(たん [...]
『Ma part du gâteau』—セドリック・クラピッシュ監督インタビュー。 2011-04-01 舞台・映画 0 Ma part du gâteau 工場閉鎖で職を失い、北の町ダンケルクを離れ、パリで家政婦をはじめるフランス(カリン・ヴィヤール)。彼女を雇うのは巨万の富を一瞬で動かす若手トレーダー、スティーヴ(ジル・ルルーシュ)。二人が生きる世界はあまりにも違う。大袈裟? カリカチュア? [...]
ピナの偉業に触れられる。 »Pina » 2011-04-01 舞台・映画 0 Pina 2009年6月30日に急逝したドイツの舞踏家にして振付師、ヴッパタール・タンツテアターの主宰者ピナ・バウシュ。舞踏団員と供に世界各地で創作公演活動を繰り広げ、パリには毎年6月テアトル・ド・ラ・ヴィルに舞い降りていたから(毎回チケットが売切だったけど)生の舞台を観た人も [...]