Le Chat du rabbin


 国内90万部を売り上げた人気BDシリーズの映画化。作者ジョアン・スファールによる映画化だけに、コミックの世界観が忠実に再現。前世紀前半の仏領アルジェ。主人公はオウムをのみ込み人間の言葉を操るようになった名もなき猫。ユダヤ教の師ラビの家に住むのに、発する言葉は無神論者風。ヴォルテールを思わせる過激さで周りは困惑。ユダヤ系フランス人スファールは映画『ゲンズブールと女たち』で監督デビュー。ゲンズブールもラビの猫も女好きで自由なトリックスターか。
 映画の対象年齢は中学生位から。本作の内容理解に役立つ資料が、こちらのサイトwww.zerodeconduite.net/からダウンロードできる。(瑞)