〈Casserole片手鍋〉は上品な台所用品ではない。〈Trainer une casserole〉は、20世紀初頭に生まれた表現で、子供が犬の尻尾などに空き缶や鍋などを結わえ付けていたずらしたことから、特に政治家などが昔、新聞沙汰になった汚職などのネガティブなイメージを拭いきれない、または「すねに傷をもつ」という意味...
〈bourrer詰め込む〉を使って〈Bourrer ses pôches de bobons〉「ポケットにキャンディを詰め込む」。〈Sa tête est bourrée de jeux de télé / FB〉「彼はテレビゲーム/ FBしか頭にない」〈Un homme bourré d'argent〉「金がうなるほ...
〈tapis カーペット〉は住居に不可欠なもので、表現にも頻繁に出てくる。タイトルの「誰かの足下の絨毯を引っ張る」は文字通り「こまらせる」こと。〈Envoyer au tapis〉「(ボクシング)でライバルをノックダウンさせる」こと。〈Mettre une question sur le tapis〉「ある問題を話題に...
台所の大敵〈cafardゴキブリ〉には「憂うつ」という意味もある。16世紀の〈cafard〉の語源は、アラビア語の〈kafir不信心者〉からきているといわれ、信仰家ぶる「えせ信者、偽善者」を意味していた。また「ふさぐ、意気消沈」を意味する〈Avoir le cafard〉は、1857 年に出版されたボードレールの『悪の...
〈bail〉は「賃貸借契約」のこと。住居や店舗の契約期間はだいたい3年、6年、9年。そのほか、永代賃貸借(emphytéotiques)のように18〜99 年の契約もある。よく旧知の友人同士に再会したときなど、〈Ça fait un bail〉「ずいぶん会わなかったな」や、〈Ça fait un bail que je...
〈chocolat〉とは、チョコレートの他に、20世紀初頭、パリのサーカス小屋で肌が黒いので「ショコラ」という名で親しまれた黒人パフォーマーとつながる。〈Je suis chocolat〉は「一杯食わされた、当てがはずれた」だが、マクロン大統領がスト中の大学生に向って〈Examen de chocolat〉といって「い...
前大統領オランドは何かにつけ、若いマクロン大統領のなすこと、いうことにケチをつけ、「彼はまだ子どもだ」と側近たちにいう。マクロンはマクロンで、引退後メディアで言いたいことを言い、新著『Les Leçons du pouvoir』(権力の教え)を出版したオランドを口数が多すぎると批判し〈C’est un zigoteau...
〈Ne pas avoir froid aux yeux目〉と否定形でいえば「怖くない」、目の他に〈Avoir froid au dos〉背中が寒ければ、やはり「怖い」を意味し、〈Avoir froid aux dents〉歯が寒ければ「空腹」、〈Avoir froid aux pieds〉足が冷えれば「嫉妬する」を意...