Être chocolat(一杯食わされる)101

〈chocolat〉とは、チョコレートの他に、20世紀初頭、パリのサーカス小屋で肌が黒いので「ショコラ」という名で親しまれた黒人パフォーマーとつながる。〈Je suis chocolat〉は「一杯食わされた、当てがはずれた」だが、マクロン大統領がスト中の大学生に向って〈Examen de chocolat〉といって「いいかげんな試験」にならないように、と忠告するのは、ショコラにはおふざけのイメージが強いからなのだろう。