はじめてみよう、フランス料理!㉔食事の前にも後にも、おいしいお酒! 2024-05-23 ワイン以外のお酒フランスで暮らす 0はじめてみよう!フランス料理 「アペリティフapéritifはいかがですか?」「いいですね!」…。友人の家に招かれ、あいさつやおしゃべりが一段落したころ、こんなふうにたのしいアペリティフ(食前酒)タイムがはじまる。アペロとも呼ばれる食前酒は、みんなの心をなごやかにしてくれるだけでなく、甘さと果実やハーブの香り [...]
N・ボーメール著『酒 日本に独特なもの』〜 フランス人地理学者が歩いて、見て、聞いた酒造りと飲み方。 2022-06-03 ワイン以外のお酒本ワインの知識 0 日本酒とワインの共通点を聞かれた何と答えますか?醸造酒であること、食事をしながら飲むアルコール飲料であること、産地のテロワールにこだわること。 では相違点は?原料が米かブドウか、温めて飲むことができるかできないか、ほぼ日本国内でしか造られていないか世界各地で造られているか。 [...]
カルヴァドスの香りに誘われて。 2021-11-16 ワイン以外のお酒 0特集記事 ノルマンディー地方には、500品種以上のリンゴがあるという。その数だけでも驚きだが、そのうちシードル醸造用に認められている品種は230種。それらのリンゴは生食用のものとは違って片手で握りしめられるほど小粒ながら、締まった実には味と香りがぎっしり詰まっている。苦味、甘苦味、甘味、 [...]
Cidre シードル 2020-11-16 ワイン以外のお酒 0#RestezChezVous リンゴのジュースを自然発酵させたものがシードル。古代エジプトやギリシャでも、すでに飲まれていたという。リンゴの栽培に向いた気候をもつノルマンディーやブルターニュ地方では、12世紀くらいからシードルが作られるようになった。 何種類かのリンゴのジュースをブレンドしながら、それぞ [...]
Vermut dorado 2019-11-04 ワイン以外のお酒 0 スペイン出身の隣人からいただいたのが、イタリアのマルティーニ・ロッソ同様に赤ワインにさまざまな薬草の香りをつけたベルモット。なんと1.5リットル入りのペットボトルに入っている。「食前酒といえば、フランス人にはパスティスだけれど、スペイン人にはベルモット。大きめのグラスに注ぎ、その [...]
「アンヌ公爵夫人」おすすめブルターニュ・ビール。 2019-09-24 ワイン以外のお酒 0 Duchesse Anne ビールが主な飲み物の地方といえばアルザスだが、ブルターニュ人も大のビール愛好家で、カフェでは 「Un demi」より 「Une pinte (半リットル)」で頼む人が多い。 ブルターニュ産ビールでは、Coreff社とLancelot社醸造の各種ビールが [...]
Pastis 2019-06-21 ワイン以外のお酒 0 暑くなってくると、カフェでアニス風味がさわやかなパスティスを飲む人が増える。<リカール>、<51>、<カザニス>と何種類かあって、それぞれ微妙な違いがあり、ファンは「51!」などと名指しで注文。 最近は甘さ控えめだったり、加えるハーブに工夫を凝 [...]
ついつい飲んでしまうRhum agricole 2019-04-12 ワイン以外のお酒 0 レユニオン、マルチニーク、グアドループなどの島々では、サトウキビの搾り汁を発酵させて蒸留したラム酒 rhum agricole が作られている。アルコール度が50%以上と高いので、コーラや好みのジュースで割ったり、モヒートにしたりと、カクテルにして飲むことが常だ。 ミルクコーヒ [...]
Macvin du Jura ジュラ地方のアペリティフ 2019-01-22 ワイン以外のお酒 0 年末のパーティーに、ジュラ地方に住んでいる友人が持ってきてくれた食前酒がマックヴァン・デュ・ジュラ。ブドウの搾りかすから作られる蒸留酒マールに、24時間発酵させたブドウの搾り汁を混ぜ入れ、たるの中で1年熟成させたものだ。 マールと搾り汁は、同じブドウ園のブドウから作られたもので [...]
Grappa 2018-07-27 ワイン以外のお酒 0 イタリア人カップルの家に夕食に招かれ、食後のコーヒーどき。フランチェスコ君が、エスプレッソの脇に小グラスを置いた。あっ、この匂い。「グラッパ!」。ブルゴーニュなどのマール酒同様にブドウの種や皮などの搾りかすから作られる蒸留酒。瓶に 「Amarone」とあるから、名高いワイン、ア [...]