パンを素材にして…。 Pain Couture by Jean-Paul Gaultier 2004-07-01 アート 0 パンという日々の糧を、ファッション界の寵児ジャン・ポール・ゴルチエが扱ったらどうなるか? その答えがこの展覧会だ。 「美術館で回顧展をするのは自分の趣味ではない」というゴルチエは、パンを素材とした作品を展示するというアイデアを展覧会の企画者から提案され、大いに制作意欲をそそら [...]
Tele7 jours 2004-07-01 本 0 フランスの週刊誌で発行部数100万部を超えるものは、Tele 7 jours(230万部)、Tele Z(220万部)、Tele Loisirs (200万部)、Tele Star(180万部)、Tele Poche(100万部)とテレビ雑誌ばかり。これに比べたらParis M [...]
インターネットの古本屋さん。 2004-06-15 本 0 前回に続いて、インターネットの本屋さんを紹介しよう。今回は、古本・貴重本を専門とするサイト。 ●www.chapitre.com このサイトの古本の品揃えはすごい。新刊本ももちろん扱っているが、フランス語の古本に関しては世界一といっても過言ではないだろう。というのも、このサイ [...]
構図や色使いの大胆さ。 Paris 1400 2004-06-01 アート 0 1400年前後のパリという、日本人にはあまりなじみのない時代がテーマだが、フランス史に疎い人も必見。息を呑むほど完成度の高い作品が多く、見ごたえ十分の展覧会だ。 シャルル6世の治世(1380~1422)は、イギリスとの戦争の再開(百年戦争の一環)や、内戦など暗い出来事で彩られ [...]
Elle a Paris 2004-06-01 本 0 25歳から35歳の女性層をねらった新しい月刊誌『Glamour』が創刊されて話題になったばかりだが、『Elle』も『Elle a Paris』を5月中旬に創刊した。表紙に「女性向け最初のシティー・マガジン」と誇らしくうたっているように、都会に住む若い女性たちの間で新しい読者層を [...]
インターネットの本屋さん。 2004-05-15 本 0 今回は趣向を変えて、本の紹介ではなく、インターネットの本屋さんを紹介しよう。 1996年からあるネット書店の老舗。現在ではwanadooグループのネット販売部門を担っている会社であるが、もともとは、かのミニテルで通信販売をしていた会社だ。新刊本の他、CDやDVD、ゲームソフト [...]
これが意外に面白い。 Moi! Autoportrait du XXe siecle 2004-05-01 アート 0 20世紀の画家たちの自画像を集めた展覧会、というと、「寄せ集めか」と思いがちだが、これが意外に面白い。 メキシコのフリーダ・カーロのように、多くの自画像を通して自分史を語る画家もいるが、これは例外。通常、作品中に自画像が占める割合はかなり少ない。だから、自画像は、作品の後ろに [...]
l’Humanite 2004-05-01 本 0 1904年4月18日、「社会主義的日刊紙」を目指しジャン・ジョレスらによって創刊された “l’Humanite” が、今年の4月で百歳になり、その記念号が出版された。 ジョレス暗殺、第一次世界大戦、ロシア革命、サッコとヴァンゼッティ事件、ナ [...]
Après l’Empire : Essai sur la décomposition du système américain 2004-04-15 本 0 先月の地方選挙での左派勢力の圧勝を受けて新たな転換期をむかえるフランス、5月に25カ国に拡大されるヨーロッパ、緊迫が絶え間ない中近東情勢、そして、11月に大統領選挙が行われるアメリカ。文字通り変動する世界。本書は、この先の変動する世界の行方を探ろうと試みる。 表題には、「アメ [...]
Nous deux 2004-04-01 本 0 ロマンフォトは写真によるラブストーリー。オヴニーでも、ロマンフォトの連載が始まったが、フランスではこれ専門の雑誌がいくつかある。その中でもいちばん読まれているのが、週刊 “Nous Deux”。発行部数が毎週39万部というからすごい。イタリアではもっと人 [...]