ベナラ氏、勾留。一週間後に釈放。 2019-03-01 フランスの出来事 0 2/19 元大統領府職員のアレクサンドル・ベナラ、ヴァンサン・クラーズ両氏は、ロシア富豪警護契約疑惑などに関して、司法監視下での接触禁止命令に違反、および証拠を隠滅した疑いがあるとして勾留された。ふたりとも一週間後に釈放された。 メディアパートの録音内容(本紙868号)から予審 [...]
オゾン監督映画、上映に 2019-02-28 フランスの出来事 0 2/18 パリ大審裁判所は、神父の性暴行を取り上げたフランソワ・オゾン監督の『Grâce à Dieu』の上映延期の訴えを退けた。映画は20日に封切られた。 推定無罪の原則を理由に訴えていたのは映画で実名で扱われたベルナール・プレナ神父。裁判長は神父の裁判日は未定なため、長期の [...]
黄色いベスト、4.7万人 2019-02-24 フランスの出来事 0 2/23 黄色いベスト運動の第15行動は全国で4.7万人(内務省発表)が参加し、16日の4.1万人を上回った。パリでは5800人が5つのデモを行ったが、治安部隊との衝突は回避された。商店や公園も完全に閉鎖されたクレルモン・フェランでは厳戒態勢のもと2500人がデモに参加。治安部隊 [...]
ラガーフェルド氏、死去 2019-02-20 フランスの出来事 0 2/19 シャネルのデザイナー、カール・ラガーフェルド氏がパリの病院で死亡した。享年85歳。 同氏はドイツ・ハンブルク生まれで14歳の時にパリ移住。22歳でピエール・バルマンでアシスタントとして働き始めた。60年代後半からフェンディ、クロエなどのブランドのデザイナーを務めた後、 [...]
「ヴィシー体制のよう」新法審議で。 2019-02-18 発言から知るフランス 0 「いったい私たちはどこにいるというのだ。まったくの逸脱だ。ヴィシー体制(*)に戻ったかのようだ!」 1月30日国民議会での中道派シャルル・ド・クルソンの発言。国会で審議中の「反破壊分子」法には、大統領、政府が任命する知事が(裁判所の判断なしに)、公共の秩序を侵す可能性があるとみ [...]
フランス外務省、駐イタリア大使召喚 2019-02-17 フランスの出来事 0 2/7 仏外務省は、イタリア政府がここ数か月フランスに対して「挑発」発言を繰り返しているとして、ローマ駐在仏大使を召還。第2次大戦終結以来初めてのこと。EU懐疑派の伊ポピュリスト政権と、EU強化派のマクロン大統領は、ここ数か月互いに激しく批判し合ってきたが、5日「五つ星運動」党 [...]
CDGエクスプレス 2024年開通 2019-02-16 フランスの出来事 0 2/5 エリザベート・ボルヌ交通相は、パリ東駅とCDG空港第2ターミナルを結ぶCDGエクスプレスの建設に関し、パリ空港公団(ADP)、フランス国鉄(SNCF)と預金供託金庫(Caisse des Dépôts)の3社等分負担で近日中に契約成立と発表。全長32㎞を20分で走る空港 [...]
アップル5億€追徴合意。 2019-02-16 フランスの出来事 0 2/5 アップル仏法人がフランス国内店舗での販売収益のみ申告し、ネット販売益は税率の低いアイルランドで申告していた。それを違法とする税務当局と、それを合法とするアップル社との長期抗争で、アップル社が過去10年分の追徴課税として5億€支払う事で決着がついた。 計算は、仏市場でのネ [...]
カイエ・ド・ドレアンス。 2019-02-15 フランスの出来事 0 区役所に入ると、右手の小机にノートが置いてあった。表紙には「Cahier de doléances 陳情書」と書いてある。ページをめくれば「富裕税の復活」、「物価は上がるが年金は少なくなるばかり」、「議員の特権廃止」、「議員は正直で模範的であるべき」、「市民のイニシアティヴによ [...]
「反破壊分子法 Loi Anticasseurs」と、治安部隊の暴力。 2019-02-15 ニュース 0 「黄色いベスト」の毎土曜のデモは、「大討論」進行中も全国で続いている。政府はデモの破壊分子を規制する名目で、昨年10月に元老院で保守の共和党(LR)が提案し可決された法案に手を加え、「反破壊分子法」を国民議会に提出。2月5日に採択された(賛成387、反対92、棄権74。3月上旬 [...]