ダンス・エレクトロ– 若者が夢中。 「生きる喜び」を表現。 2008-07-15 オヴニー社会科 0 最近、幼稚園児の娘が腕を大胆に動かす奇妙なダンスを踊り始めた。どうもフランスで急発展を遂げ、ティーンを夢中にさせている〈ダンス・エレクトロ〉の影響らしい。若者は、インターネットの動画で基本の動きを覚えた後、学校や広場、ディスコで踊る。踊りの技を競い合う「バトル」も、至るところで [...]
スモークサーモン製造アトリエ– フランスで最初に Bioのサケを使う。 2008-06-16 オヴニー社会科 0 モントルイユにあるスモークサーモンの製造アトリエSAFAは、従業員40人ほどの小さな会社。だが、画期的な発見で、食の分野に大きな貢献してきているのだ。創業は1926年。創始者リュバン氏はポーランド出身で、初期は東欧から多くの魚を仕入れていた。当時は冷蔵庫もなく魚の保存が大変。と [...]
ノラ猫の世話をする協会– 大都会で生きるのは 辛いニャ~。 2008-05-15 オヴニー社会科 0 かつては卸売り市場が広がる「パリの胃袋」。現在は広大なショッピングセンターが自慢の大都会のおヘソ、レアール地区。買い物に夢中になっていると気がつかないが、中心部の緑地帯には、かなりのノラ猫が生息する。彼らの中には、通行人から虐待を受けたり、厳しい生活環境で病気になるものも多い。 [...]
紙のお香Papier d’Armenie製造アトリエ 2008-04-15 オヴニー社会科 0 モンルージュの町は芳香に包まれて。 パリの隣町モンルージュ。地下鉄ポルト・ドルレアン駅を降りて歩くこと20分。どこからともなく、バニラを思わせる甘い匂いが漂ってきた。〈Papier d’Arménie パピエ・ダルメニー〉の製造アトリエは、 [...]
フランスのDoudou文化を斬る– ぬいぐるみデザイナーに話を聞く。 2008-03-15 オヴニー社会科 0 Doudou(ドゥドゥ)とは心理学者によると、〈objet transitionnel(過渡期の対象)〉と考えられ、幼い子供を安心させてくれる物を指す。一般的には、「お気に入りのぬいぐるみ(兼タオルになっていることも)」であり、社会的にもかなり認知されている。幼稚園には、子供が [...]
カラスミ製造所ー おいしいカラスミは干し方に秘密…。 2008-02-15 オヴニー社会科 0 ウニ、コノワタ(ナマコの腸の塩辛)と並び、日本の三大珍味のひとつがカラスミ。高級料亭で出されるような生粋の日本食という印象もあるが、フランスにもカラスミ(フランス語でpoutargueあるいはboutargue)は存在する。今回は、パリの隣町イヴリー・シュル・セーヌ市にあるカラ [...]
大学内の医療博物館– あの人も世話になった外科手術器具の数々。 2008-01-15 オヴニー社会科 0 パリの学生街の元祖、カルチエ・ラタンにあるパリ第五大学(ルネ・デカルト)。医者の卵を輩出してきた本校舎内には、医療の歴史を追ったミニ博物館がある。興味をひかれ校舎入り口まで足を運ぶも、わかりやすい表示が見つからない。「学校ですから人が押し寄せても困るので」とは受付の人の声。エレ [...]
分子ガストロノミーの講演会 — 血の通った美味しい「化学」に魅了された。 2007-12-15 オヴニー社会科 0 毎年、科学関連機関の協力のもと全国一斉に行われる〈la Fête de la science〉。今年は10月8日~14日まで開催された。祭り的なくだけた雰囲気のなか、最先端の科学知識が大衆にわかりやすく伝授される好機会。期間中は、展示、講演会、映画上映、研究室訪問と [...]
フランスのフリーメイソン本部– 知る人ぞ知るミュゼに出かけてみた。 2007-11-15 オヴニー社会科 0 入会には推薦が必要な謎の秘密結社フリーメイソン。活動内容はベールに包まれており、会員同士が交流するサロン的な役割もあるという。ヴォルテール、ディドロ、ナポレオンと、メンバーは歴史に名を刻む大物が多い。パリ9区にあるフランス本部には、一般の人も気軽に入場できるミュゼがあるので、怖 [...]
パリで唯一、人形の修理アトリエ– 病気の子供を治してあげる気持ちです。 2007-10-15 オヴニー社会科 0 11区を左右に二分して伸びるパルマンティエ大通りの114番地。色白の子、リンゴほっぺの子、泣き出しそうな子、謎の微笑を浮かべる子、帽子がお洒落な子。ショーウインドーからは、人形たちが顔をのぞかせ、通行人にご挨拶中。ここはパリ唯一だという人形の修理アトリエだ。 中に入ると、無数 [...]